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合格体験記・教員2022

2022年度教員コース合格者の合格体験記

○2022年度実施 小学校(1) 合格

1. 一次試験の対策

 今までの採用試験の成績から、自分は指導要領で点数が取れていないということがわかった為、メセナ予備校の小学校Bのクラスで指導要領を重点的に学習しました。私の場合は、勉強以外に仕事と育児もあったため、土日に5時間勉強する時間を設け、指導要領の問題で満点が取れるまで繰り返し学習をしました。

2. 二次試験の対策と実施内容

 まず、一次試験を合格した仲間とともに模擬授業と面接練習を現任校の校長や前任校の校長・教頭等に指導して頂きました。

 それから、私は今年で絶対合格したいと気持ちがあったので、メセナ予備校でも二次試験対策を受けました。

 仲間と共にやる事で、仲間の受け応えからや授業の仕方を直に見ることができ、自分に足りない所がどこなのか等を知ることができました。またメセナでは、初めての模擬授業で課題をたくさん教えていただき、次までには改善できるようにしよう。という気持ちを持たせてくれました。そして、面接の質問事項も多岐にわたり、質問に対してこう答えようと決めていた答えを上手く言えない自分が出てきました。しかし、そのおかげで自分は答えを覚えて言うよりは、経験から実際にやってきたことを素直に応えた方が良いな。。という自分なりの面接突破法みたいなものを見つけることができました。

 最後の練習日には講師の先生方に「もう大丈夫。合格です」という自信に繋がる言葉をかけていただきました。

3. 受験生へのアドバイス

 自分はここまで頑張った!と胸を張れるまでやれば絶対合格します。私もこれからがスタートです。共に沖縄のこども達の為に頑張っていきましょう。

○2022年度実施 小学校(2) 合格

➀1次試験の対策

1次試験は3年次の9月ごろから少しずつ勉強し始めて、本腰を入れ始めたのは2月ごろです。3年次の9月ごろは全科の理科と算数を主にやっており、教職教養と指導要領は12月ごろから少しずつやり始めました。3年の3月まで学校と課題、バイトをしながら、教採の勉強する中で、自分に力がついてきているのか不安になり、4年生の4月からメセナ塾に通うことしました。教養と指導要領は塾でもらったテキストのみで勉強し、全科は東京アカデミーと時事通信社の青色の参考書、過去問の3つを何度も解きました。一般教養は範囲が広いため、毎日寝る前の10分だけ勉強すると決めてそれ以上は勉強しませんでした。塾でもらったテキストや自分が使っている参考書を何度も解くことで、模試でも7割、8割とることができたので、塾で提供されているテキストを何度も解くことが点数アップにつながると思います。また、1週間で教採の勉強範囲を一周できるように曜日ごとで勉強する教科を決めて、それを本番前まで繰り返し行っていました。小学校の場合は6割がボーダーラインと言われており、点数が安定して7割以上とれるようになったので、1次試験の勉強をしながら、2次対策講座にも参加しました。2次試験は模擬授業を考えたり、調査書の作成など意外と時間がないため、1次試験の勉強をしながら、週に1度は2次試験の質問内容を考える時間を確保することで合格発表が出てからの2次試験の対策がしやすかったです。

➁二次試験の対策

二次対策は大学の講座とメセナの2つで対策を行いました。過去の面接の質問事項に対して、自分なりの回答をジャンルごと(学力系、調査書系、不登校系、自分に関することなど)に分けて、ノートにまとめました。自分なりの考えをノートにまとめることでどのように応えたらいいのかが分かり対策しやすかったです。また、模擬授業では、時間との勝負であるため、指示を的確にし、無駄な言葉を言わないようにするため、模擬授業の練習をした際に、動画を取って、自分がしゃべった言葉を文字起こししました。そうすることで、焦って違う言葉を言ってしまっていたり、自分の話し方の癖などを見つけることができました。文字起こしをして、それを台本のようにして頭に落とし込むことで、本番でも自分がいきたいところまで行くことができました。

【受験生へのアドバイスその他】
まずは、全科をやって算数や理科などの問題になれ、慣れてきたら教職教養や指導要領を覚えるという順番でもいいかなと思います。自分自身、3年次から指導要領や教職教養を少しずつ勉強していましたが、量も多くてなかなか覚えることができなかったです。本腰を入れ始めて、4年次の4月からメセナに通い始めてやっと教養と指導要領を覚えることができたので、1次試験の勉強を始める時は全科からやり始めて知識を詰め込む教養や指導要領は3月~6月で詰め込むという形でもいいのかと思います。2次試験の模擬授業を考える中で、アドバイスをもらったり、自分の中で腑に落ちるまでたくさん悩むと思いますが、自分のやりたいことを軸にしてアドバイスを肉付けしていく形で授業を考え直すと自分がやりたい授業を早い段階で固めることができたので、自分がやりたい授業がぶれないようにすることが大切なのではないかと思います。メセナの先生はとても優しくて親切な先生ばかりなので、1次対策、2次対策講座をちゃんと受けていたら合格できると思います。そう断言していいほど、いい塾だと思います。頑張ってください。

○2022年度実施 高校地歴 合格

1.一次試験の対策

 参考書をひたすら読みました。歴史だと年号まで覚えました。覚えた年号は日本史ならこんな出来事があった、世界史ならこんな出来事があったなど同じ時期の出来事を日本史と世界史、関連付けて覚えました。地理は統計の読み取りを落とさないために、しっかりと系統地理の勉強に力を入れました。

基本的に書いて覚えることはしていません。読んで覚え少し書く程度です。試験2ヶ月から3ヶ月前から赤本、模試の過去問を解いて知識の定着の確認をしました。

2.面接、模擬授業について

 面接はこれまでの質問内容をどう答えるか考えて準備しました。また、答えの中で自分が面接官ならどこをつっこんで聞くかも考えて、それに対する答えも準備しました。そして、メセナの面接講座、管理者との練習を通して自信をつけることを意識して取り組みました。

 模擬授業は資料を活用するということだったので、資料内容を読み、それが実現できたのか、できなかったのかを生徒に考えさせる授業にしました。授業に関しては、メセナの先生方が生徒と一緒に資料を読んだ方が良い、目標を書いた方が良い(展開だったけど、目標を書いた方が試験官に伝わるというアドバイスがありました)など、沢山のアドバイスを取り入れました。練習は動画を取って、自分で見返して修正したり、職場の先生に見てもらいアドバイスをもらい修正しました。気をつけたことは、生徒と対話した授業をすることです。

○2022年度実施 中学社会 合格

1.一次試験の対策

 約5年近くも通っていたので、伊禮先生や古堅先生が講義する内容を9割がた覚えていました。

配布された資料には全て目を通しました。特に重点的に取り組んだことは、次の通りです。

〇 高校の地理・歴史・公民のメセナで配布された参考書や教科書に目を通す、重点をノートにまとめる

〇 中学校の社会科の教科書を使用して、板書案を作成する(二次試験対策につながる)

〇 教員採用試験の過去問10年分を行う

〇 センター試験過去問10年分を行う

〇 学習指導要領を録音して車で聞いたり、写本

〇 憲法を読んだり、写本

基本的に、これらを繰り返していました。個人的には、過去問がおすすめです。合格している人はほとんど過去問を解いている。

よく言われているのが「合格するための勉強と教材研究は違う」ということをふまえて勉強してほしい

2. 二次試験の対策

◎実施内容など(省略)

◎二次試験全体を通して

全部の時間を網羅する板書案は一次試験対策で行ったので、一次試験を終えて、面接の練習をしました。過去問から原稿用紙300文字=1分計算で答えを考えた。

二次合格後指導案の作成と一人模擬授業、現職の社会科教員、管理職、知り合いの先生方など多方面の人脈を駆使して模擬授業と面接練習を行いました。

メセナでも伊禮先生、古堅先生、津覇先生に指導をしてもらいました。

3.受験生へのアドバイス

〇毎日コツコツ勉強

〇毎日50分の過去問と解答

〇毎日3分野の板書案を作成

〇学習指導要領を読み込む(解説)

〇情報収集に尽力

〇色々なアドバイスから自分に合うもの見つける 〇辛くても諦めない

○2022年度実施 養護教諭(1) 合格

1.一次試験の対策

私は、今まで臨任として勤めてきましたが、今年度からは勉強時間を確保するために支援員として働いていました。4月からは平日4時間、土日は6〜7時間程度勉強していました。(ちなみに去年度の1年間は週に2〜3日×3〜4時間程度しか勉強していませんでした)勉強するときは毎回、教職教養も専門もどちらも勉強するようにしていました!(教職教養4割、専門6割)

教職教養は【学習指導要領・教育法規・特支・生徒指導・教育原理心理関連】に絞って勉強しました。勉強法はメセナのテキストの穴埋め問題をひたすら解いて覚えるというシンプルな方法です。(※教育原理心理関連は、月例テストで出た問題を一問一答アプリに落とし込んでスキマ時間にやっていました。)教職教養の勉強方法が全然わからなかったのですが、メセナを受講して自分に合う勉強法や重点的に勉強する分野が分かったので受講してよかったと思っています。

一般教養はほとんど勉強しませんでした。

専門(養護)は、市販の問題集(オススメは『全国まるごと過去問題集:協同教育研究会』です)を4冊×2〜3周ずつ程度勉強しました。そこで、わからなかった問題は一問一答アプリに落とし込んで、覚えるまで何回もアプリをしていました。(例 :肝臓から分泌されるホルモンは?飲料水の検査項目は?等)

メセナの講座では全国各地の過去問を解いて→解説という流れで、毎回順位等も出るので、事前に予習(今週出る予定の地域の過去問をチェックする等)はせず、毎回ぶっつけ本番で問題を解いて自分の実力を確認する時間にしていました。全国の過去問を解いていくと、出題傾向が掴めるのでおススメです。また、学校保健安全法関連や保健体育の学習指導要領(小中高)、健康診断マニュアル関連は、丸暗記するために自分で穴埋めプリント(法律や要領、マニュアルの文章をコピペ→覚えたい部分を黒塗りする)を作ってやっていました。

2.二次試験の対策内容

一次試験である程度点数が取れていたこと、二次試験が初めてで何もわからなかったことから、二次対策は前期から始めました。前期では面接の練習や、指導案の作り方を学びました。

後期は模擬授業の課題も配布されてのスタートだったので模擬授業の対策から取り掛かりました。学習指導要領や関連資料を読み込み、自分なりの指導案を何案もつくりました。つくった授業は、仲間とお互いに見せ合い指摘をし合って改善、それをさらにメセナの先生方に見ていただくという流れでやっていました。授業作りをする中で、まわりの先生方や先輩方にいろいろな意見をいただくと思いますが、自分の軸はぶれないようにすることを大事だと思いました。(私は、人の意見に左右されやすいタイプだったので、授業を見せる度に異なる意見を言われ混乱してしまった時期もありました。)自分が授業で大切にしたいと思った内容は変えずに、参考にできる意見を選んで反映していくことで、自分の納得できる=質疑で問われても答えることのできる授業になると考え、そこからは堂々と授業ができるようになりました。

面接はとにかく数をこなすことが必要だと思いました。メセナの先生方、学校の先生方、仲間同士と、たくさん練習を積む事で、自分の考えがまとまったり、想定外の質問にも咄嗟に答える練習になると思います。面接練習は毎回録音をして、答えに詰まった質問はノートに書き出し、次は答えられるように自分の考えをまとめるようにしていました。養護は場面指導後の質問も多いので、あらゆる場面を想定して、どう対応するかの練習をしっかりしていた方がいいと思います。

3.受験生へのアドバイスその他

一次試験は自分に合う勉強法でコツコツ勉強し続けたこと、二次試験では、自分を信じて取り組んだことと、仲間と一緒に頑張れたことが合格につながったのかなと思います。すごく苦しい時間も多いかと思いますが、後悔のないよう頑張ってください。

○2022年度実施 養護教諭(2) 合格

1.一次試験の対策

専門はメセナの専門の講座で出される過去問や沖縄県に似た問題を出す他県の過去問を3回解きました。間違えた問題は法律・出典元など必ず見返し、理解して覚えるようにしていました。

教養は、メセナの月例テストとチェックテストを2回解きました。<教育委員会から出ている施策(メセナから配布された資料)を何度も読み込み→問題を解く>を何度も繰り返すことで、理解して大切なキーワードを暗記しました。その勉強方法は、二次対策の面接対策にも繋がっていた気がします。

11月から、少しずつ勉強を始め、4月~7月は平日2~3時間、休日は6時間を目標に勉強するようにしていました。定期的に友人と勉強する機会を作ったことで、モチベーションが保てたと思います

2.二次試験の対策

一次も二次も同じで、メセナでは効率よく情報をもらえたことが対策に役立ったと感じています。特に、二次対策は面接で聞かれる内容や沖縄県が求めている授業を先生方から教えて頂き、ポイントを押さえて対策できたことで合格することができました。また、メセナの二次対策講座はアウトプットの時間が多く、自分が考えていることを言葉にする練習を多くできたことで、慣れてきて、本番は自信を持って臨むことができました。

メセナの先生方のご指導、そして温かいメッセージでここまで頑張ることができました。ありがとうございました。

3.受験生へのアドバイス

試験までの道のりは長いので、モチベーションを保つために、仕事・勉強・プライベートにしっかりとメリハリをつけました。勉強量が足りないことや暗記がいつまでたってもできない自分に焦りや不安を感じたことも何度かありました。しかし、自分がたてた勉強計画をしっかりこなすことだけを考え、前向きに取り組みました。自分に合った勉強法で、自信を持って取り組むことで、点数につながっていくと思います。

二次対策は、余裕がある時は、教育の本やニュースにできるだけ目を通し自分の考えを持つようにしていました。そのおかげで、面接対策を焦らずに行えました。模擬授業も面接も練習あるのみ!一人一人の強みや経験は違うと思うので、最大限引き出せるようになるには、いろんな人に見てもらい、たくさん練習することが大切だと感じます。自分を信じて、合格に向け頑張って下さい。

○2022年度実施 高校公民 合格

1.一次試験の対策

(教職教養・一般教養)

・教職教養については、授業でもらう問題、月例テストを繰り返し解きました。勉強を始めた当初は初見の文書や法律が多く集中力が続きませんでした。そこでとにかく空欄に入る文字を暗記し、何度もアウトプットを行うことで、読んだことがある文書や法律を増やしました。

・読んだことのある文書や法律が増えると、似ている文面や細かな違いに気づき始めます。そこで感じた疑問は授業や問題の解説を読みながら整理しました。

・月例テストで1位を取ることを目標に学習を進めました。教職教養は満点、一般教養は8割を目指し、毎月の月例テストに照準を合わせて学習計画を組みました。一般教養は対策しにくいですが、沖縄の歴史

・文化や文学史など暗記量が少ない分野は対策し、月例テストの問題は全てできるようにしました。

(専門教養)

・9割を目指し、過去問・共通テスト過去問を繰り返し解きました。また、選択肢の正誤理由まで答えられるよう、丁寧に復習を行いました。わからないことがあれば授業テキスト、資料集を確認し、知識の定着に努めました。学習指導要領は試験の2ヶ月ほど前から対策を始めました。授業でもらった学習指導要領の穴埋め問題に毎日取り組み、反射的に答えられるまで反復しました。似たような表現も多く苦労しましたが、模擬試験や過去問を丁寧に復習することで安定して満点が取れるようになりました。

2.二次試験の対策

(模擬授業)

・県の教育施策(特に問いサポ)、学習指導要領、指導と評価の一体化をもとに、授業づくりを行いました。指導案・単元計画を作成し、授業の前後、全体に対しての質問にも対応できる準備をしました。公民は7分間の導入を模擬授業として行いますが、特に私が意識したのは魅力的な題材(資料)を提示することです。生徒の問いが深まり、多様な議論ができる・その上で授業の狙いに沿ったものを選定するのは苦労しましたが、その題材が見つかると、一期に授業の見通しがついた気がします。

(面接)

・想定される質問に対して端的に答えられるよう準備をしました。
毎日家族を相手に反復練習を行い、キーワードを繋げてわかりやすく思いを伝えられるよう磨き上げていきました。できる限り自分の思いを込めて話したいので、どうしても話が長くなりがちでした。そこで問い返しを意識し、シンプルでわかりやすい回答を行い、問い返しで答える材料を残しておくことも重要視しました。

3.受験生へのアドバイス

一昨年まで民間企業に勤務していて、0からのスタートで教員採用試験にチャレンジしました。しっかり計画を立て、粘り強く取り組めば必ず合格は見えてきます。メセナの先生方の協力のおかげで合格を勝ち取ることができたので、頼れるところは思い切り頼りながら、自分を応援してくれる味方を増やすことが合格のコツなのかなと思います。努力は必ず実るのであきらめずチャレンジして下さい。

○2022年度実施 特別支援学校小学部 合格

1.一次試験の対策

今年度の対策を本格的に始めたのは4月からでした。私は離島住みで自習室まで通えなかったので、地域の図書館で毎週末勉強していました。臨任として働きながらの対策だったので、平日は3時間できれば良い方でした。そのため、土日に6~8時間、直前期の6月は10時間勉強しました。

〔教職教養〕

月例テストと教養チェックテストを毎月分購入しました。問題を解くのは一回ずつのみ、あとは解説を読みこむことに時間をかけました。メセナの解説は情報が豊富で全てに目を通すのは大変ですが、①同じ文書から繰り返し出題されることも多いため、自然と復習になる②関連する文書も記載されているため、知識を関連づけて覚えやすい等のメリットがあります。

解説を読む際は、重要語句に蛍光ペンを引いたり、赤ペンで語呂合わせ、自分なりの解釈等を書きこんだりしました。また、イラストや図を書き加えて、視覚的に解釈しやすくする工夫もしました。

〔専門科目〕

学習指導要領の対策に重点を置いて勉強しました。どの問題も同じ4点だと思うと、学習指導要領を暗記した方が確実に点を取れると考えたためです。(今後配点が変わる可能性もあるので一概には言えませんが・・・)  実際、本番では45問中20問が学習指導要領からの出題でした。メセナの小学校Bの問題集を何周もやったので、スラスラ解くことができ、20問中18問正解することができました。迷わず解けるくらい勉強しておくことで、時間の短縮にも繋がったように感じました。

2.二次試験の対策

〔面接〕

4月から津覇先生の面接対策講座を受けました。私は離島住みだったので、オンライン受講をしました。今年度から講座の内容が実践に重点を置いたものになったので、口下手な私にとっては、とても良い対策になりました。配布資料も豊富であったため、参考にしながら自分の答え方を見つけることができました。

それ以外では一次試験同様、毎週末は図書館に行き、予想される質問とそれに対する答えをノートにたくさん書きました。何度も書き直したり、参考になりそうな書籍を図書館で探して読んだりしました。また、普段から意図やねらいをもって子どもと接したり、保護者・同僚との良好な人間関係の構築に努めたりすることが大切だと思います。日頃の自分の考えや行動が面接の答えにつながっていくので、前述したことを意識して過ごすことが二次突破への近道だと考えます。

〔模擬授業〕

勤め先の先生方に相談してアイデアをいただいたり、参考になる書籍を読んだりしながら授業を組み立てました。経験の浅い私は授業作りに時間がかかり、出来上がったのは本番の2週間ほど前でした。また、対策するにあたって、どの5分間を見せるかという点ですごく悩みました。台本は「出来上がり!」と思った後も、5回ほど書き直したと思います。

模擬授業について、現場の先生方からは「実践的な授業」として助言や指導をいただきました。一方、メセナは「見せる授業」という視点からの気付きや改善点を教えていただきました。両者の視点から対策を行え、教師として、また受験者として学ぶことができました。

3.受験生へのアドバイス

先のことを考えると落ち着かないと思うので、勉強する時は無心になることをおすすめします。テキストを解く・解説を読む等、目の前のことを淡々とこなすようにした方が集中しやすく、精神的な負担も少ないと思います。

最後に、メセナの先生方は優しい方ばかりなので、褒められて伸びるタイプの方におすすめの塾だと思います。私も自信を持てずにいたのですが、先生方の前向きで温かい言葉のおかげで最後まで頑張ることができました。みなさんも一人で頑張ろうとせず、周りの人をたくさん頼りながら対策に取り組んでください。応援しています。

○2022年度実施 中学校 保健体育(1) 合格

私は現在、39歳で2人の子どもを育てています。35歳までは、好きなバスケットばかりしていて、勉強らしい勉強は全くしていませんでした、その間、ずっと受験はしていますが、もちろんの事、合格には届かず毎年後悔の連続でした。

35歳になり、子どもの事や自分自身の将来を考えていくうちに、“このままじゃいけない”という思いが強くなり、真剣に採用試験の取り組む決心をしました。仕事や育児をしながらも「一日に2時間は勉強する」事を決め、好きなバスケットボールをバッサリ辞め、メセナに通う決心をしました。一次試験の対策では、水曜日の「保健体育B」と土曜日の「保健体育A」を受講し、授業が始まる1時間前には、自習室で予習や復習をしました。水曜日に関しては、仕事は定時に終わらせ、直接塾に向かいました。土曜日は、授業が終わった後は、自習室で5時まで予習・復習をしました。子どもを育てながらの勉強時間の確保はとても大変でしたが、周りにも協力してもらい、特に水・土曜日は少し長い時間勉強することにしました。そして、夜は子どもを寝かしつけた後に、10時半~1時まで毎日勉強しました。

今年は、一次試験に初めて合格し、二次試験も初めての挑戦でしたので、不安しかありませんでした。しかし、二次対策講座を受講し、少しずつイメージ化できるようになりました。模擬授業は、事前に「がんの予防のまとめと振り返り」という課題が分かっていたので、指導案とシナリオを作成し、どのような質問にも対応できるようにしました。指導案を作ったことで本時の流れが一通り頭に入り、質問にもスムーズに答えることができました。また、職場の校長先生や同僚の先生方、メセナの先生、友人など多くの方々に模擬授業を見てもらい、アドバイスを頂きました。練習・修正を繰り返し行うことで自信がついてきて、本番では落ち着いて望むことができました。面接や場面指導は、初めは緊張して質問に答えられないこともたくさんありました。そこで、質問事項一つ一つに応答を書き入れ、文字に起こしていく作業を幾度もしました。丸暗記をしてしまうと、言葉につまりうまくいかなかったので、言いたいことのキーワードだけを覚えて、話し方や受け答えは普段先生方や先輩に話をしている雰囲気で行いました。津覇先生と何度も面接の練習をしていく中で、アドバイスをもらったり、励ましの言葉を頂いたりして、少しずつ面接に慣れていきました。  この3年間、仕事・育児しながらの試験勉強は大変でしたが、諦めずに頑張って良かったと心から思います。また、諦めずに続けられたのは、周りの方々の理解やサポートがあったからだと思っています。このような私の経験が、これから受験される方々に少しでも参考になり、また頑張るきっかけになって頂けたらと思い、今回合格体験記を書かせて頂きました。受験生の皆さん、合格目指して頑張って下さい。

<一次試験について>

一次一部免除,特別支援加点あり。

・毎日、2時間と決めて集中して勉強に取り組んだ。(夜10時半~1時頃まで)

・基本は、メセナの各分野の学習の予習・復習を行い、学習指導要領を暗記する。(講義が始まった日~1月末)

・2月~7月は対策プリント(メセナに通った3年間分)を何度も繰り返し解く。

☆一次試験に関してはとにかく、問題をこなして理解を深めていくに限ると思います。少しずつ結果がついてきて、テストを受けるのが楽しみになりますよ。

<二次試験の概要>

●模擬授業

・時間:5分 ・課題:「がんの予防」まとめ・振り返り

・質問:4問ほど

●面接

・時間:20分~25分 ・面接官:3人

①真ん中の面接官から質問。志望理由,これまでの臨任経験など(全6問程度)

②右側の面接官から場面指導や質問。

③左側の面接官から質問。意見の対立,ストレス解消など(全4問程度)

○2022年度実施 中学理科 合格

1.一次試験の対策

教養:メセナ予備校で配布されたテキスト、チェックテスト、月例テストをやり込みました。月例テストの結果を分析して、重点的に勉強すべき点を明確にしました。11月~7月で、こなす量が膨大なので、後回しにせずに計画的に勉強していくことが大切だと思います。

2.二次試験の対策と実施内容

教員採用試験の面接でよく聞かれる質問を参考にし、自分の回答と考えをまとめました。私の場合、原稿を丸暗記してしまうと原稿を読み上げているような話し方になってしまうので、キーワードや内容の確認を中心に行いました。

模擬授業については、先生方から頂いたアドバイスを基に原稿を作りました。面接とは違い、面接官との対話がなく、先生という役割を演じるので、原稿をしっかり作りました。

模擬授業での声の大きさ、話し方、目線の送り方など客観的に知る必要があると思ったので、録画をして見直し、改善点を探しました。

○2022年度実施 小学校(3) 合格

私は4年目の臨任で初めて一次を突破し、二次試験も合格することができました。

 以下は私が取り組んだ勉強法やスケジュールです。皆様の参考になれば幸いです。

一次試験・・・私は小学校B(各教科の目標や内容)と教職では学習指導要領と沖縄県の教育時事をメインに学習しました。基本的に何度も問題を解きまくり、大切なキーワードをしっかり覚えるようにしました。飽きてきたら、YouTube「教員養成大学」を観てクイズ感覚で勉強することもありました。

・スケジュールとしては、平日19時から22時まで行いました。翌朝、5時から1時間程勉強して職場へ行きました。夜遅くまで勉強するより、早めに切り上げ朝に1時間勉強が効率がいいです。

・平日は小学校Bと教職を交互に学習し、土日に模擬テストや問題を解く、又は国語や数学・社会などの知識を広げました。

・平日に1日、土日には午前中・午後・夜3つに分けて、1つは休むようにしました。

・オンデマンド(授業の録画配信)で何度も学習しました。

二次試験対策・・・まずは受験調書の志望動機を明確にして読まなくてもはっきり答えられるようにしました。(最初に聞かれました。)

 面接練習では、最初は何も答えることができず、「えーっと、えー」など間がありました。そこで、私は同じ受講生の方々の答えを聞いてメモをして自分のものにしました。私なりに大切だと思ったことは、「質問されたことにキーワードを入れて答える」ことです。

 例えば、不登校→スクールカウンセラー・連携・社会的自立

     いじめ→毅然とした態度・事実確認・支援・助言・指導 など

一つか二つキーワードを入れて答えることを意識することと、学校現場で経験してきたことを付け加えれば説得力が高まります。録音して自分の話し方のクセを見つけたり、声に出して繰り返し練習をすれば、少しずつ言えてきているという実感が湧いてきます。

 模擬授業の対策では、メセナのみではなく仲間や職場の方々の力を貸してもらい参観してもらい助言を頂き、何度も練習を行いました。

そのおかげで試験ではリラックスして、練習通りにできました。(試験官の顔など目に入らなくなり、楽しくできました。)

 校長先生と教頭先生にも忙しい中、時間を作ってもらい、面接の練習に付き合って頂きました。

多くの人から協力を得れば、身につく力も大きくなるとこの半年間で学ばせてもらいました。

 大まかな内容ですが、以上が私が取り組んできたことです。

 メセナで指導して下さった伊禮先生・古堅先生・津覇先生・山城先生をはじめ先生方に感謝します。ありがとうございました。

○2022年度実施 中学校保健体育(2) 合格

・1次試験の対策

本格的にメセナに通い始めたのが2020年度からで、約2年間通っていました。専門試験は毎週出されるプリントを過去3年分取り組み、教職教養もメセナや他の教材を使って対策を行いました。

専門に関しては指導要領や各競技のルール、県の施策などを中心に取り組みました。コロナ禍になってから問題傾向も若干変わり、配点も大きく変化したので対策プリントから1問も落とさないようにと本番を意識して取り組みました。また、指導要領の問題に関しては、過去5カ年に出た問題に線を入れて、対策プリントから出た問題は別の色で線を入れるなど、出る箇所出ない箇所をはっきりさせました。個人的には保健分野の箇所を細かく読めば良かったと後悔しています。(あまり自信がなかったです。)

一般・教職教養に関しては月例テストと教養チェックテストや市販の教養問題を中心に取り組みました。教育法規と特別支援・いじめ防止の問題に関しては特に細かく勉強しました。毎年問題が変わるので点数が取れる年・取れない年があると思いますが、私はこの3つを中心に取り組みました。一般教養に関しては、沖縄県の問題と数学の問題だけはひたすら勉強しました。

1次試験 勉強時間

<平日>朝90分(仕事前)  夕方90分(仕事後)  夜90分(夕食後)

<土日祝>朝120分(部活前)  昼120分(部活後)  夜120分(夕食後)

免除なし 加点あり(15点)

・2次試験の対策

 自己採点はせず、次年度の試験で一部免除があったので、来年に向けて切り替えようと思って合否が出るまでは何も2次対策は一切しなかったです。合否が出てからすぐメセナの二次試験直前対策講座【後期】を受け対策しました。メセナでの対策以外では、学校の先生方・他校の先輩方や管理職にサポートを受けながら1次試験以上に取り組みました。

 模擬授業では、お題(がん予防)が出ていたので教科書や指導要領を熟読し、それに関連した資料を集めて教科書以外での知識も入れました。5分間なので、模擬授業の練習の際は、毎回動画を撮って言葉遣いや身振り手振りの確認を行いました。普段の授業ではなく模擬授業としての授業を意識して少しオーバーに表現しました。

面接に関しては、コロナ禍になってからの面接傾向を対策しました。特にストレスチェックや意見が合わなかったときの対応など、答えに対してさらに細かく質問してくると聞いていたので答えに対して掘られてもいいように対策しました。

・受験生へアドバイス

 20代のうちに合格しなかったら教師を諦めるつもりでいました。次年度の採用試験の制度も大きく変わり、体育に関してはさらに競争が激しくなると思いますが、どこで区切りをつけるかで勉強の入れ方が大きく変わると思います。なんとなくやるのではなく本気で1年頑張る覚悟を持って取り組むといい結果が出ると信じています。

 最後に、メセナはいい先生ばかりなので是非通って下さい!

○2022年度実施 高校保健体育 合格

1.一次試験の対策

私は、2019年9月から本格的に教員採用試験の対策を始めました。学習時間は平日5~7時間、休日12~15時間でした。一次試験は大きく分けて、一般教養・教職教養・専門の3分野に分かれています。一般教養に関しては、範囲が広すぎるため一切勉強しませんでした。その代わりに教職教養と専門で満点を取ることを目指しました。具体的な点数でいうと、一般教養15点・教職教養60点・専門180点の計255点を目標に取り組みました。

教職教養は、メセナの問題集を覚えるまで何度も繰り返し解きました。教職教養は大きく、①教育法規②教育原理③教育心理④教育史⑤特別支援教育⑥生徒指導⑦沖縄の教育の7分野に分かれています。自分の苦手分野を分析し、テストの傾向を踏まえながら重点的な学習を進めると、より効率的に点数を取れると思います。

専門はまず、学習指導要領解説を完璧に覚えるまで読み込みました。3年間で中学校学習指導要領解説・高等学校学習指導要領解説をそれぞれ50周以上は読み込んだと思います。学習指導要領解説を完全に覚えると、8割以上取ることができます。その後、保健体育の副読本を読み込みました。球技に関しては、隔年ごとで出題される種目が変わるので、各種目一通り学習した後は、今年出題されるであろう種目を重点的に覚えると良いと思います。それに加えて、新体力テストに関する資料・資料の手引き・スポーツ基本法などを覚えると、限りなく満点に近づけると思います。

2.二次試験の対策

二次試験の対策は、一次試験の合格発表があった日から始めました。二次試験まで3週間しかなかったので、毎日10時間以上必死に取り組みました。まずは、模擬授業の大枠を作り、ある程度模擬授業の型が出来上がったら、職場の同僚や先輩教師に見てもらいました。指導案を作成する際には、評価基準や評価の方法、教材観・生徒観、予想される生徒の反応、教師の声掛けなど細かい部分まで作り込みました。その後、メセナの先生方に模擬授業を見てもらい、修正と実践を繰り返しました。私は養護教諭志望の友人と3人で模擬授業、面接の対策に取り組みました。体育だけでなく、他教科・他校種からの視点でアドバイスをもらったことで視野が広がりました。本番の面接で聞かれたことのほとんどがメセナで練習していた内容でした。メセナでの面接練習で受け答えができれば、本番心配することはないように思います。

3.受験生へのアドバイス

一次試験は、とにかく量が大事だと思います。人よりたくさん勉強すると人より高い点数が取れます。また、特別支援学校2種免許を取得し15点の加点があったこともとても大きかったです。加点や一部免除など、長期的な戦略を立てることが一次試験突破への道だと思います。

二次試験は自分の軸を持ちつつも、たくさんの人に見てもらいアドバイスを受けることが重要だと思います。たくさんのアドバイスの中から、自分に必要なことを取捨選択していけばいいと思います。また、面接は日ごろの積み重ねが大事だと感じました。私は3年間、津覇先生の論文講座・二次対策講座を受講していました。対話的な講義の中で、教育のトレンド、教育課題と改善策などを学ぶことができたので、面接もスムーズに応答することができました。

高校保健体育は倍率が高く、なかなか合格することができません。私も家族や職場の同僚、友人などから他校種に切り替えるよう何度も勧められました。それでも、人生一度きりなので自分を信じて最大限の努力をし、目標に向かって突き進んできました。その中で、共に戦う仲間、一生懸命指導して下さる先生方に出会い、この度合格することができました。努力は必ず報われるとは限りませんが、目標を達成するためには最大限の努力をする必要があります。努力を積み重ねていれば、必ずあなたにとってのビッグウェーブが来ます。少ないチャンスをものにするために、今日も一日頑張りましょう。

メセナの先生方、3年間お世話になりました。ここからがスタートラインなので、また気を引き締めて、これまで以上に頑張ります。

本当にありがとうございました。

 

○2022年度実施 高校公民(2) 合格

1.一次試験の対策

私は量をこなさないと安心できないタイプなので、時間をかけ過ぎず、色々な問題を解きました。メセナから配布されるセンター試験や共通テストの過去問の冊子を徹底的に解きました。仕事や部活が忙しいこともあり、今年度はオンライン受講も考えましたが、週1回通うことが勉強に対するモチベーションの維持に繋がると思い、対面授業にしました。そして、どんなに忙しくても講義で学んだところは次の講義までに復習することを決めて取り組みました。

倫理は、過去問を解きながら、人物の思想や概念を丁寧に整理していきました。間違えたところや分かりにくい思想は、用語集と資料集を何度も読みました。メセナの倫理総合演習問題は、センター試験や共通テストよりも細かい所まで確認できるように作られているので、模試や演習問題の振り返りながら徹底的に調べ、間違っている問題だけではく、なんとなく正解した問題もしっかり確認しました。本番の試験で倫理は1問も落とさないという気持ちで対策をしました。

政治経済の分野は、1周目は解いていく中でわからないところはメセナのテキストと資料集などで徹底的に調べ、理解することを心がけました。量があるので、時間をかけ過ぎず、わからないものはどこがわからないか明確にし、付箋を貼って後で伊禮先生や同僚の先生に聞きながら理解するようにしていました。また、分野ごとに理解度を分析して、苦手克服に努めました。何度も繰り返していくうちに、ポイントや注意すべき点が分かってくるので、それが点数に結びついたと思います。

2.二次試験の対策

今年度は模擬授業と面接でした。面接対策はまず、自分の考えをまとめました。他の校種の先生と面接練習を行い、何度も繰り返しながらスラスラ話せるようにすることを心掛けました。津覇先生の面接対策の講座は色々な例を挙げながら説明してくれるので、こういう風に話せば伝わりやすいというのがイメージしやすく、とても勉強になりました。面接練習では失敗してもいいので、とにかく何度もやってみることが大事だと思いました。勤務校でも管理者や先生方にお願いし、メセナの面接対策もオンラインと対面の両方受けました。そのおかげで試験直前には、自信をもって話せる様になったと思います。

模擬授業の対策は、この1時間を通して何を伝えたいのか、何を考えさせたいのかを考えました。そのために7分間の導入でどのように惹きつけることができるか、そしてどんな資料を提示するかなど、具体的に生徒の反応をイメージしながら、対話的な授業になるようにつくりました。模擬授業に関する質問などもあるので、展開・まとめの部分まで、しっかり組立てること、そして単元の流れをイメージすることが大切だと思います。

3.受験生へアドバイス

私は何年も採用試験を受け、やっと合格できました。それまでは、いつになったら合格できるのか、と不安になることも何度もありました。それでも、教員として働きたいと思いつづけられたのはこれまで学校現場で出会った生徒や同僚の先生方がいたからです。そして、教員を目指す私を支えてくれたメセナ予備校の先生方や共に頑張る受験生がいたからだと思います。私は1次試験も2次試験も不合格の経験がありますが、それによって多くのことを学ぶことができました。試行錯誤したからこそ、自分自身の成長を感じる事も出来ました。

これから受験する皆さん、挫けそうになる時もあると思いますが、これまでの経験や頑張りはすべて自分自身の力になると信じて、諦めずに頑張ってください。応援しています。

最後に、メセナ予備校の先生方には大変お世話になりました。伊禮先生をはじめ、指導して下さった先生方にとても感謝しています。本当にありがとございました。

○2022年度実施 高校公民(3) 合格

1.一次試験の対策

試験対策を始めた当初は、自分自身の勉強不足を痛感しました。受けた講義の内容を確実に定着させることに専念しました。疑問点は先生に質問か専門書を読みながら理解し、内容を自分で説明できる状態にしました。メセナから配布される問題・テキストを何度も繰り返し解くことで知識を定着させました。

今年度は多忙でしたが週間スケジュール表を作成し勉強時間を捻出しました。メセナの月例テスト・専門模試を受ける際は試験本番と同様に得点のボーダーラインを定めて演習ペースを調整しながら臨みました。テスト後の個票がモチベーション維持につながりました。倍率も高く免除も加点もない状況だったので、どのような問題が出題されても安定して得点できることを目指して取り組みました。

教養試験では、一般教養は30点中20点以上取るようにしました。配布されるテキストはすべて消化しました。教職教養もテキストを消化することに加え、配布される演習問題冊子の文章で出題されそうな箇所を隅々まで探し蛍光ペンと赤シートを用いて問題量を倍増して各テキストを7周しました。ひたすら繰り返すことで文章を暗記し目標点を安定して超えることができました。

政治・経済では講義内容の復習を徹底しました。講義終了後にテキストの内容を呟きながら覚えました。疑問点や曖昧な箇所は伊禮先生に質問をして積み残さないことを意識しました。さらに、『なぜ、こうなった?』という問いを立てて因果関係や背景まで突き詰めて理解し自分の言葉で説明できるようにしました。模試で間違えた問題や曖昧な箇所は自作の苦手ノートに解説を書き写し音読して覚えました。

倫理では、比較・関連付けをしながら覚えました。思想家の思想内容を示すキーワードを覚えた後に、学習した思想家たちの類似点と相違点を比較しました。古今東西場所は違いますが比較を行うことで効率よく理解でき知識を広げ深めました。演習問題を解く際には消去法を意識しました。ただ正解するだけでなく間違えの選択肢の誤答となる根拠を示しながらすべてをはじくことができるまで解き直しました。 専門試験ではテキストの内容を理解し、すべての内容を説明できるまで仕上げること。加えて、配布された演習問題や模試をすべて完璧に解くことが大切だと思います。

2.二次試験の対策

模擬授業では『この授業で生徒に何を伝え、考えてもらうか?』を軸に生徒の興味・関心を引く授業設計をしました。実際に現場にいる生徒を想定し『生徒が興味を持ちそうな発問、資料の提示方法は何か?』を突き詰めて考えました。授業を受ける生徒の立場で考えることが大切だと思います。迷った際に昨年度の合格者にアドバイスを頂きながら授業をつくりました。構想後に一人で15回ほど録画をしながら練習を行いました。次に管理職の先生をはじめ現場の先生方にも見てもらい、アドバイスを頂いた後に20回以上練習をしました。現場の先生方とメセナで指摘された、間の取り方、早口を修正し試験に臨みました。

試験本番は今までで一番自信をもって堂々と模擬授業をすることができました。多くの人に模擬授業を見てもらうことで得た的確なアドバイスと練習量が結果に結びつきました。

面接では昨年度の反省をふまえ『肝を据え、明るく自分自身を伝える』ことを意識しました。沖縄県の施策を読み込んだうえで現場の先生方をイメージしながら自分なりの答えを練り上げました。津覇先生との想定問答では自分自身の考えを深堀りする質問が多くあり自分を深く見つめ直す良い機会となりました。津覇先生との問答で深堀りをして、メセナの面接対策で実践する流れを作りました。試験本番では動揺することもなく自分自身が伝わる応答ができたと思います。メセナの対策講座の中で自分を再発見できたこと、現場での経験と徹底した練習が自信につながりました。

3.受験生へアドバイス

私は新卒で入った会社を辞め、転職をして教員採用試験を受け続けました。ものすごく茨の道でした。埋まることのない不安を埋めるために必死で講義を受けて、自分を徹底的に追い込みながら黙々と勉強する日々でした。覚悟を決めて一心不乱に取り組むことが大事だと思います。ある時は不幸が重なり将来を悲観的に考え、すべてが嫌になり諦めかけた時期もありました。それでも頑張れたのは両親と同僚の先生方の応援、そして伊禮先生をはじめメセナの先生方の支えがあったからです。メセナの先生方を頼ることも大事です。加えて、多くの仲間をつくることも大切だと思います。同僚の先生方や同じ受験生の存在が大きな支えにも刺激にもなりました。そして最後に、可能ならば何事にもチャレンジしてください。私はもっと早く学校現場に出て経験を積むべきでした。今現在も私は試行錯誤の連続です。この経験は自分だけの財産になり、強みにもなります。頑張ってください!応援しています。

最後に、伊禮先生・山城先生・津覇先生・古堅先生をはじめメセナ予備校の先生方には大変お世話になりました。私はメセナに通わなかったら合格できなかったと思います。先生方に出会えたことや今まで頑張った経験は私にとって一生の財産です。スタートラインにようやく立つことができました。今度は私自身が生徒たちのために尽力していきます。本当にありがとうございました。

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