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合格体験記・教員2018

H30年度教員コース合格者の合格体験記

○H30年度実施 中学校・英語 合格

学生時代から入塾も含め、メセナには10年近くお世話になったかと思います。6年間、離島2校と本島小中高校での臨任や非常勤講師、学習支援員として勤務する傍ら、メセナ予備校にも通い続け、3度目の二次試験で今回ようやく合格することができました。長い間お世話になった先生方、事務職員の皆様には心から感謝をしています。本当にありがとうございました。私の経験が来年度受験する方々に役立つことを願って、情報を提供させていただきたいと思います。

①一次試験の対策
今年度は県内の中学校で非常勤講師をさせてもらいながら、勉強にも打ち込む時間を確保しました。1次試験対策について、述べたいと思います。
本県の専門英語試験は、他都道府県と比較して非常に難易度が高いため(個人的には年々難化傾向にあるかと感じました。)長文問題対策として「東大の英語25か年」(教学舎)を中心に対策を進めていました。4月から7月の3か月は、最低でも1日1長文問題を解くようにしていました。英単語対策としては、旺文社「出る順パス単1級」東進ブックス「TOEFL TEST 上級英単語2500」を1日50単語ペース暗記することを去年の7月ごろから継続的に取り組んでいました。リスニング対策としては、Podcastやラジオ放送、英検1級・準1級リスニング問題に取り組み、対策を進めていました。専門試験の配点が高く、1問1点の教養試験よりも高得点が狙えるため専門試験対策に7割方時間を費やしたかと思います。

教養試験対策としては、今年度は「教育法規」「学習指導要領」本県施策である「問いが生まれる授業サポートガイド」や、「沖縄県教育大綱」「学力向上推進プロジェクト」を中心に勉強に取り組みました。やはり、本県の教員を志望する立場としては、沖縄県の教育事情や施策についてしっかりと自分の言葉で述べることができるようになるまで、咀嚼することが重要だと思います。暗記方法のコツとしては、本県の教育施策は独特な表現が多い印象を受けたので、クセのある言葉を文脈からも推測して導き出し、何度も文書に目を通し反復して覚えていったと思います。
1次試験対策は覚えることが膨大なため、苦しむ部分も多いと思いますが自分に渇を入れながら取り組めば必ず高得点は取れるかと思います。

②二次試験の対策と実施内容
今年度の二次試験対策としては、昨年11月から論文対策を個人的に始めていました。また、私は昨年度二次試験で不合格だったため、「本県教員を志望するものとして何が求められ、何が重要であり、どのような人物が教職を志す者としてふさわしいのか」と言うことを常に念頭に置きながら、論文対策にもそれらの要素を反映できるように取り組みました。一次試験合格発表の前には、英作文対策(過去問5年分の課題)にも割と早い時期から取り組み始めていました。今年で必ず合格したいという強い意志があるのならば、一次試験合格発表後から二次試験対策を始めるのでは遅過ぎるかと思います。時間にも精神的にも余裕があるのならば、一次試験対策と並行して論文対策などを行うことをお勧めします。(特に中高受験であれば論文試験で合否が決まるかと思います。)
その他の面接対策・模擬授業対策は、メセナ予備校の先生方に本番を想定した場で対策を行ってもらいました。面接対策では、相手の目をしっかりと見て自分の言葉ではっきりと自信を持ち考えを述べることが大事だと感じました。また、本県の教育課題を認識し、本県教員としてそれらの課題に対処していくための具体的な方法などを明確に持っていると良いかと思いました。
模擬授業対策では、今年度メセナから5名の中学英語の一次合格者がいたこともあり、チームを組み何度か練習をしました。また、メセナの先生方にも本番形式で2回ほど見てもらい、改善点やアドバイス等を頂き、繰り返し練習を重ねていきました。メセナ以外では、大学時代の恩師にもお世話りなりながら練習をしていました。

③受験生へのアドバイス
私は、学生時代からの受験も含め、今回9回目の受験でようやく「最終合格」を勝ち取ることができました。今回の合格に至るまでに二次試験に二度も不合格、一次試験も合格しない状態も連続して続き、7年かかりました。とても長く、辛い年月を重ねましたが「今年で不合格であれば教職を目指すことをやめる。」と強い意志のもと、自分を追い込み、必死に勉強をしました。その結果、一次試験では上位で突破することができました。

これから合格を目指す皆さんへ。沖縄県の教員候補者選考試験を突破することは一筋縄ではいきません。とても厳しく、苦しい道のりだと思います。しかし、「必ず今年で試験を受けることを最後にする」のであれば、必死に取り組んでください。自分に甘んじることなく、言い訳をせず真摯に取り組めば必ず合格することができます。私から最後に伝えたいことがあります。本県の教員を目指す上で、これからの将来を担う生徒たちに自分自身がどう役立てるのか。ということを常に考えてほしいです。それが教員選考試験に求められている最も核となる部分だと感じています。
諦めなければ、必ず夢は実現し、合格することができます。この合格体験記が1人でも多くの人に役立つことを願っています。きっと大丈夫です。心より応援しています。

○H30年度実施 中学校・保健体育 合格

私は昨年の11月からメセナの保健体育Bと論文の2つのコースを選択し、教員採用試験への対策を始めました。今回が2回目の受験で、前年度の反省を生かして苦手となる分野を中心に勉強に取り組みました。前回とは違い、「今回で絶対に合格をする」という強い意気込みを持ち取り組みました。

1.一次試験の対策
・一般教養
高校時代の教科書を使い、理科、社会を中心に学習を進めました。また新聞やニュースにも関心を持ち、時事問題や沖縄に関することを学習しました。

・教職教養
教育法規、学習指導要領、特別支援教育、教育施策、教育史・心理、生徒指導の6つに分けてどの分野でも点数がとれるようにバランスよく勉強しました。月1回実施される月例テストに向けてスケジュールを立てて、目標を持って取り組み、毎月65点近く取れるようになりました。間違いがあった箇所を復習し、1つ1つ課題を克服していくことが点数アップにつながる近道だと思うので、復習は強くオススメします。また、学習指導要領や教育法規、教育施策は覚える量がとても多いので早期から取り組み、知識を定着化させることが大事だと思います。

・専門教養
中・高の学習指導要領は、20周以上読み返し暗記を行った。各領域で文言が同じ箇所は覚えやすいが、違う部分は注意が必要なので、意識して声に出して覚えた。ルールの部分は苦手な部分が多かったので、ネット型、ゴール型、ベースボール型に分けてひたすら繰り返して覚えた。また、専門教養は一般・教職教養よりも配点が高いので、一般・教職教養の2倍の時間を掛けて取り組んだ。それから12月と2月、6月にある模擬試験は積極的に活用し、苦手な部分の把握と克服に役立てることをオススメします。私の場合、12月では145点以上、2月では150点以上、直前の6月では170点以上を目標にして模擬試験に臨みました。高いモチベーションを持つことで本番でも目標としていた9割5分をとることができました。

2.二次試験の対策
必修である水泳とマット運動は早い時期からの対策が必要だと思います。自分の能力と体力に合わせて、計画的に練習すると良いと思います。私の場合、水泳は市民プールに週1回通い速く泳げるように練習しました。マット運動は体育館を借り、知り合いの体育教師にアドバイスをもらい、チェックポイントを動画でチェックし、練習を行いました。選択の競技はしっかりと情報を集め、4月頃から取り組みました。

3.三次試験の対策
・論文
最も時間がかかるものだと思います。私は11月からメセナの論文講座を受講しました。最初の頃は大学の卒業論文と並行しながらも合格論文を参考にして週1回は論文を書いていました。教職教養の実力がついてくると、論文の中で教育施策に出てくるキーワードを使ったり、スラスラ文をつなげるようになってくる。論文担当の津覇先生には定期的に論文を見せて、的確なアドバイスをもらい、よりよい論文づくりをしていくことをオススメします。

・面接
メセナの面接対策はオススメです。本番で聞かれたことはほとんどメセナの面接対策でやったことでした。また三次試験の受験者は、他教科の二次試験受験者の話を聞いて対策をすることも重要だと思います。

・模擬授業

私は現場経験が少ないため模擬授業が最も不安でした。そのため「問い」が生まれる授業サポートガイドを読み直し、授業のポイントを意識して授業をつくりました。特に学習規律の徹底、学習の流れの提示、声の大きさやかけ方、表情、発問、めあての提示を含めた板書の完成度を意識して授業をしました。導入8分という限られた時間の中で教師としての実践力をアピールしていくには、こうしたポイントを意識していくことが重要だと思います。

4.受験生のアドバイス
最終合格を勝ち取るためには、常に自分に厳しく試験に向けて取り組むことが大事だと思います。周りからの様々な誘惑や勉強への手を抜きたくなる気持ちをしっかりと断ち切り、目標を持って取り組むことが大切だと思います。教師になるという目標を持ち、その目標に近づいている自分に喜びを感じながら学習に取り組むとつらい勉強も充実して乗り越えることができると思います。沖縄県の教育を担う立場となる人間として共に頑張っていきましょう。

○H30年度実施 中高共通・音楽 合格

今回4度目の受験で中高共通音楽に合格することができました。臨任の仕事と試験勉強の両立が難しく、なんとか一次を通過できても一次の点数が影響する二次を突破することができずにきました。そこで思い切って休職し、メセナで本腰を入れて試験勉強に取り組みました。受講したのは教養と論文で、11月から受講しましたが、本格的に時間を割いて勉強に取り組んだのは4月からです。初めは2時間も集中出来ませんでしたが、毎日机に向かう習慣がつくと最終的には毎日8時間程勉強しました。

①一次試験
一般教養は範囲が広いので時間をかけず、得意科目(英語・数学・生物)でしっかり点数が取れるよう、大学受験くらいの熟語・構文・公式・重要語句などをメセナのテキストでさっとさらいました。

教職教養基本的に暗記なのでやればやるほど点数が上がります。答申など初見の文書の問題が不正解でも、法規や教育原理・心理で確実に点数を取ろうと考え、練習問題で間違えたものは法規集やテキストに印をつけ、解説を読んで知識を増やしました。暗記といっても闇雲にせず、関連するものを一気にまとめたり、細かい違いをきちんと理解する点で、伊禮先生の授業がとても分かりやすかったです。時間がある人は予習して疑問点をあぶり出して上で授業を受けるとガンガン理解できるのでオススメです。教職教養は教師になる上で欠かせない知識でもあります。自分のレベルアップ、将来子供たちに還元できると思って楽しく取り組んでください。

専門教科は授業がなく、独学で進めました。4月は教養ばかりやっていて、ひと段落した5月頃から勉強しました。まず学習指導要領は暗記なので、試験2週間前くらいから1日1回PCに全文打ち込み、暗唱できるくらいにし、本番では学習指導要領の分野は満点でした。そのほか器楽の奏法や伝統音楽、民族楽器、音楽史などPCに重要事項をまとめることで頭を整理していき、リスニング対策としてクラシック100選などのCDを車で聴きました。

②二次試験
私は一次試験が終わってから二次試験対策を始めました。ピアノと三線は自分で練習し、弾き歌いは不安があったので声楽のレッスンを4回受けました。立って歌うのと座って伴奏しながら歌うのは感覚が違い、慣れるためにももっと早く対策を始め、レッスンを多く受けた方が良かったです。本番は午前にピアノと三線、午後に弾き歌いでした。ミスをしても少しのミスはみんなしていると思って演奏に集中しました。

③三次試験
今回初めて二次を突破したので、三次対策はなにもかも初めてでした。論文は津覇先生のセッション形式の授業にびびっていましたが、他の受講生の意見を聞いたり自分ならどう答えるかなと考えるうちに、課題文から教育キーワードが連想できるようになりました。しかし、実際書くとなると手が止まってしまい、まずは参考例としてもらった文章を写したりして、2本柱の構成のリズムを掴んでいきました。最初は2日がかりで書きましたが、何回も書くと2時間で書けるようになり、なんとか75分で書けるようになりました。これも何本も書くことが大切です。最初の5?5本を過ぎるとサラサラ書けます。

模擬授業はメセナ、前任校の先生、大学時代の先生に見て頂き、子供の実生活に関連させ、レディネスを使って学習意欲を高めるよう意識しました。その他にも、声の大きさ、目線、話すスピード、掲示物の見やすさなど自分で気付きにくいことを指摘して頂きました。授業時間が去年の8分から10分に変わりましたが、笑顔でハキハキと子供とのやり取りをたくさんもって授業しました。授業後に、音楽科としての協働的な深い学びをどう考えるか、授業はこの後どう展開するのか、と質問がありました。

面接は、自分の教師としての考え方を見つめ直すいい機会になりました。とくに志望動機については、メセナのキャリアアドバイザーの先生に相談して、きらきらしたかっこいいものではなく、自分の本心そのままの志望動機を言っていいのだと安心しました。質問や場面指導には組織での対応や初期対応など押さえなければならないポイントもありますが、子どもに寄り添い、認め、励ますことを忘れずに答えました。

④アドバイス
私のように仕事と勉強の両立が難しい人は思い切って休職するのもありだと思います。私は勉強できない言い訳を全部無くすことで本気になれましたし、もし不合格でもがっつり蓄えた知識があれば次年度働きながらツボを押さえて勉強できると考え休職しました。新しい出会いや学びがあり有意義な時間でした。
今回の合格はメセナがあってのものです。先生方、事務の方、本当に有難う御座いました。

○H30年度実施 中高共通・美術 合格

○予備校選び
3月から4か所ほど予備校を回りましたが、入校にあたっての料金、振替出席制度、日程などがきちんと冊子になって明示されており、質問に対して事務の方も丁寧に説明して下さったので、ここなら大丈夫だと思い、メセナにしました。一次二次よりも、三次試験対策に不安があったのですが、対応して下さるということで心強く、安心して入校することができました。

○一次試験
教職教養:これまでの受験で二回とも、教養をまじめに取り組んでいなかったので、メセナで授業を取ることにしました。4月入校のため、すでに終わっている授業の教材が多くありましたが、優先順位をつけて取り組みました。メセナの教材はとてもわかりやすかったので、メセナの教材だけで対策しました。問題を繰り返し解きながら知識を定着させていく方法は私に合っていて、覚えたいテキストや問題集を持ち歩き、隙間時間に何度も何度も繰り返しました。特に、絶対点を取りたかった教育原理や教育法規、学習指導要領のテキストは、解説を覚えるほどやりこみました。教養は範囲が広いため、優先順位をつけて取り組むこと、何度も繰り返し暗記することが大切だと思います。また、私は読む・書くだけでは覚えきれないので、周りの協力を仰ぎ、メセナの問題集から一問一答してもらっていました。自分に合った勉強法を確立することで、短期間でも効率的に勉強ができると思います。

専門:参考書を2冊買って、独学ですすめました。三度目の受験のため、一次試験の内容はだいたい把握していました。押さえておきたい基本項目(指導要領・美術史・各時代の著名作家と代表作など)を中心に勉強しました。

○二次試験
デッサン・授業構想:前回の受験で、大学の教授から練習問題を作ってもらっていたので、それを時間内にできるように練習しました。

○三次試験
小論文:4月から教養と小論文の授業を取っていました。小論文は特に二次試験後~二次試験合否までの間に集中的に取り組みました。現場経験がないため、大学・大学院での経験をもとに、情操教育(豊かな心)と、キャリア教育を柱に書けるよう練習しました。私は教師としての経験を盛り込めない分、知識や自分の考えでの勝負になりますが、教育に対する己の姿勢や向き合い方をじっくり積み上げることができました。これは、小論だけでなく、面接や、その後の教師としてのあり方や根幹となるので、小論文対策は時間をかけて、自分と対話しながらやっていくと、本当に書くべきことや、自分の教育者としての使命が見えてくるのではないかと思いました。

模擬授業:現場経験がないため大変不安でした。大学の教授に一回、メセナで二回、大学院生の友人に六回ほど見てもらいました。院生の友人はストレートで小学校に合格済みで、私と同じく現場経験はありませんでしたが、声かけや目配り、子どもの発言をつなげるなど授業がうまく、模擬授業として「見せる授業」のやり方を学ばせてもらいました。回数を重ねることでエア授業の演技の恥ずかしさも薄れ、堂々と前に立つ自信がついてきました。メセナの先生方にも、専門外の教科にもかかわらず丁寧にご助言していただき、面接シートは試験当日も持って行って目を通しました。模擬授業は、本当に上手だと思う人に見てもらい、アドバイスをもらうことが一番だと思いました。
面接:メセナで二回見てもらいましたが、その前に模擬授業と同じ院生の友人に相談に乗ってもらい、対策を考えました。私は現場経験がないことがネックにならないよう、きちんと意欲や熱意、教師としての可能性やのびしろを伝える必要がありました。そこで、メセナのテキスト(過去の質問集)をもとに質問に対する答えのキーワードを書き出し、20分という短い中で的確に相手に伝達できるよう心掛けて練習しました。コミュニケーションの基本ですが、「伝える」と「伝わる」は違う、ということを頭に入れて、焦らず・短く・丁寧に答える訓練をしました。教師の対応として求められている質問と、私自身の個性を出すべき質問をきちんと捉えて、伝わるように話すことが、面接において何よりも大切だと思います。面接の中でも、場面指導は最後まで苦手なままでしたが、「自分らしさを表現することが大切」と、メセナの先生方に励ましの言葉をいただき、強い心で試験に臨むことができました。

○H30年度実施 中学校・社会 合格

◎はじめに

 私は、現在40代です。33歳までは民間企業で働いており、34歳から学習支援員として教員現場で働きはじめました。ですから、はじめて教員採用試験を受験したのが34歳になります。当時はほとんど勉強せずに受験したものですから、もちろん合格にはまったく届かず、「これは生半可な気持ちで受ける試験ではないな」と感じ、やる気スイッチが入るまでは受けないと決めました。
あれからあっという間に歳月は流れ、気が付けば41歳。県の臨任教員をして6年目になっていました。

何がきっかけだったか覚えていませんが、なぜか今年は「やってやろう」という気になりました。それまで臨任教員として毎年部活動の顧問を任されていましたが、今年は採用試験に集中したい旨を管理職に伝え、顧問を外してもらいました。外してもらった以上、本当に合格しないといけないと良い意味でのプレッシャーになりました。

また、ひとりで勉強を続けることは大変困難なものだと思っていましたので、一緒に勉強してくれる仲間として同じ中学社会を受験する友人を誘いました。そして、その友人から「メセナ予備校は入った方がいいですよ」とアドバイスをもらい、4月からメセナに通い始めました。

1.学習の基盤・専門教科

私は5年の臨時経験がありましたので、一部免除(受験科目は中学社会の専門のみ)で受験しました。
本格的に勉強を始めたのは、今年の4月からです。もちろん定臨として仕事をしながらですので、毎日勉強というよりは土日集中型でした。平日は寝る前にメセナで購入した各教科書・テキストを1~2時間読み込む程度。土曜日はメセナで勉強し、日曜日は友人と朝から夜まで毎週10時間ほど勉強しました。

勉強の仕方としては、とにかく読み込む。読み込んだ部分を過去問や問題集で解く。その繰り返しです。シンプルイズベスト。ポイントとしては、「なぜこうなんだろう?」「この問題おかしいな」などの疑問は一切持たないように強く意識していました。メセナの講師が「覚えなさい」と言うから覚える。教科書に書いてあるから覚える。特に社会科の特性上、暗記がモノを言う教科です。「なぜ」という疑問は合格してからとことん追求すればよい問題で、受験勉強中に点数にも結び付かないことを考えるのは時間の無駄です。受験勉強中は「すなお」に覚えることに集中しました。また、友人と問題の出し合いっこをするのも有効です。気分転換にもなりますし、頭も整理されます。ただ、しっかり時間を区切らないと、思わぬ時間ロスにもつながるので注意が必要です。しっかりメリハリをつけることが大切です。

確実に出題される学習指導要領は、5月に2日かけて一度丸暗記して、あとは受験日の前日、思い出す作業をするだけで満点を取れました。ですので受験日の前日は専門教科は触っていません。確実に点数が取れる学習指導要領こそ確実に取っていくための対策が絶対必要だと思います。

2.小論文

一次試験が終わった直後から小論文対策を始めました。メセナの論文対策講座で大事なポイントを学び、あとはそれに自分の経験を乗せていく作業です。ぼくとして一番意識したのは、「自分の言葉で、それまでの経験を踏まえて書く」ということです。もちろん「共感的理解」や「支持的風土の醸成」などのキーワードになる言葉を随所随所に入れることも大事です。

私は4本の小論文を準備しました。「問いが生まれる授業づくり」「いじめ問題」「学力向上プロジェクト」「道徳の教科化」です。添削は校長先生にお願いしてOKをもらいました。文章を覚えるために、何度も読み、携帯電話のレコーダーに自分で吹き込んで、車で何度も流して覚えました。本番当日、課題は私が準備した小論文からアレンジして書けるようなものでしたが、しっかりと覚えて準備していないと時間内で書き上げるのは困難だと感じました。

3.個人面接

面接対策としては特に何もしませんでした。小論文対策が同時に面接対策にもなってるというのもありますが、私の場合はそれまでの経験が助けてくれるとある意味で開き直っていたので特殊だと思います。当日意識したのは、待合室で一番前の席に座るということ。その日自分らしくあるために、他人を意識することを避けるために、ライバルを見ないようにしました。

4.模擬授業

友人と一緒に模擬授業対策をしました。事前に送付された授業範囲のすべての授業で「振り返り」、興味を引き付ける質問からの「めあて」、「まとめ」を考えました。おかげで当日もその中から出題されましたので落ち着いて授業することができました。意識したことは、エア生徒が実際にいるとイメージして、私が板書している際にも「生徒が今ノートを書いている」ので、しっかりと生徒が書くまでの「間」を取ってあげることです。「もうみんな書きましたかね」となどと言って教室を見まわしたり。あとは大きな声で、ゆっくりと説明することが大切だと思います。

◎最後に

「今年がんばろう」と一念発起し、6年ぶりに受験し本当に合格できたことは私にとって大きな出来事となりました。そして、一緒にがんばった友人がいなければ絶対で合格できなかったと思います。また、メセナ予備校に行くことで勉強するポイントが明確になり、効率的に勉強できるようになります。他にも多くの方々の応援と協力があってこその合格ですので、この感謝の気持ちを忘れず、教員として生徒の成長の一助になればと思います。

最後に、メセナ予備校の先生方、本当に感謝しております。ありがとうございました。

○H30年度実施 高等学校・保健体育 合格

1.一次試験対策

中学指導要領の入学年次、その次の年次、高等学校指導要領の文言が変わってくる所をしっかりと押さえて勉強した。暗記するだけではなく理解するまで読み込んだら覚えやすかった。

2.二次試験対策

実技
・水泳…タイム
・マット運動…流れがよくスムーズに演技出来ると得点が高いように思えた。
・柔道‥礼節をしっかりと見ている。
・バスケット…40秒間のカットインでは、多様なステップを使って!などテクニカルな技術が必要

3.三次試験対策

面接…初めに面接調書より質問される。
ほぼメセナで練習したことを質問された。今年から試験官も変わり若返っていた。場面指導や体罰・保護者との対応などの質問が多かった印象がある。

模擬授業…課題 運動と健康
運動と健康・食事と健康・休養・睡眠と健康の三単元はまだ出題されていなかったので予想は出来た。最初の掴み、を工夫した。自分が受けて楽しそうな授業を意識して取り組んだ。場数を多く踏む方が良いと思った。

論文…課題 キャリア教育系
まさかのキャリア教育でびっくりしたが、予想していた学力向上対策プロジェクト方策4をキャリア教育に結び付けて書いた。
津覇先生を信じて先生の課題をしっかりと取り組めば大丈夫!外さない! 他の予備校などは別の課題を予想していたようだ。

受験生へのアドバイス

諦めたらそこで夢は終了です。辛くても、悔しくても教職を選んだ気持ちを忘れずにやるしかない!自分は諦めようかと思ったが周りのサポートと生徒の存在があったから頑張れました。メセナ予備校の先生方、ながーーーーい間ありがとうございました。おかげさまで合格することが出来ました。これからは沖縄の教育に微力ながら貢献できるよう頑張ります!

○H30年度実施 高等学校・理科(化学) 合格

はじめに

私は、6回目の受験で合格することができました。大学を卒業してから昨年まで、ありがたいことに臨任の採用が途切れることなく続いていましたが、それが今年初めて途切れてしまいました。これまでは、臨任という立場があることに甘えてなかなか採用試験の勉強には気が向きませんでした。しかし、臨任が途切れたことをきかっけに採用試験に対してやっと本気になることができ、4月1日から気持ちを切り替えようと決めて、それから本格的に対策を始めました。4月からは特別支援員(非常勤)として働くことになり臨任の頃よりも時間を確保することはできましたが、本気で勉強しようと思ったのは初めてだったので、まずどのような対策をしたらいいのか全く分かりませんでした。そんな中で、先輩教師のアドバイスを参考にしたり自分で試行錯誤したりしながら取り組んだことを書いていきます。

~ 一次試験 ~

1. 一般教養
教職教養と専門教科の対策に時間を割いていたため、一般教養はほとんど対策できませんでした。他の勉強の気休め程度に、自分の好きな理系分野だけYouTubeで大手予備校の解説動画を見たり、教職研究会のテキストの沖縄関連の部分に目を通したりする程度です。

2. 教職教養
教職研究会に送って頂いた問題形式のテキストを解き、出題元の条文や施策、学習指導要領等と照らし合わせて出題部分に印を付けながら回答するということを何度も繰り返し行いました。それから、YouTubeにアップされている教員養成セミナーの動画を通勤しながら車の中で聴いたりもしました。元々、法律等の難しい文言の文章に苦手意識をもっていたこともあって、最初の頃はなかなか成果が出ず、教職教養の勉強がとても苦痛でした。しかし、根気強く続けていると少しずつ正解の数が増えていくのが分かりました。赤い暗記シートを用いた方法でも勉強してみましたが、私には合わないと感じ、その方法はすぐやめました。教職教養はどれだけ「暗記」できるかが勝負だと思うので、自分に合う暗記方法で勉強することが重要だと思います。メセナ予備校では、教職教養の月例テストや模擬試験を受けさせて頂き、定期的に勉強の成果を確認していました。

3. 専門教科
受験する専門科目の講座を受講できる予備校が無かったため、問題集を使って勉強しました。自分がこれまで受験した5年分の過去問から、例年センター試験レベルの問題が多く出題されていると感じたので、センター試験対策用の問題集(採用試験と同じ選択形式)やセンター試験の過去問を解き、間違えた箇所はきちんと理解して解けるようになるまで繰り返しました。問題集を3回解き終わる頃には、センター試験レベルの問題は時間をかけずにほとんど解けるようになっていたので、次は私立大学の入試対策問題を解くようにしました。また、専門教科は時間との勝負なので、暗記する分野に関しては1問に1分かけずに反射的に解けるようになるまで徹底して勉強しました。

~ 二次試験 ~

二次試験の対策は、一次試験が終わってからすぐに始めました。今回は何が何でも合格する気で受験していたので、一次試験の自己採点はせずに一次試験を突破したものとして二次試験に向けて気持ちを切り替えました。当時は一次試験の点数がものすごく気になっていましたが、今思えば自己採点はしなくて正解だったと思います。今年はボーダーがかなり下がっていたので私の点数でも結果的には1位通過でしたが、自己採点をして自分の点数を知ってしまっていたら二次試験の対策をしようという気にはなれなかったと思います。一次試験が終わってから二次試験まであまり時間がないので、なるべく早めに対策を始めたほうがいいと思います。

1. 小論文
小論文は、メセナの小論文講座を受けて対策しました。小論文には苦手意識があったので、なるべく早めに対策しておこうと思い、講座を受け始めた4月から早速書いてみたのですが、1本仕上げるのに8時間以上もかかりました。小論文にこんなに時間を割いていては一次試験の勉強時間が無くなってしまうと考え、一旦小論文を書くのをやめて週1回の講座を受けるだけにしました。一次試験が終わってからは、二次試験対策講座にも申し込み、メセナの予想問題をもとにだいたい2日に1本くらいのペースで書きました。書いた論文は、全て津覇先生に添削してもらいました。最終的には、A評価の小論文を10本程度仕上げ、そのうちからさらに出題される可能性が高そうなもの5本に絞り、それらを何も見なくてもだいたい同じ内容の文章が時間内に書けるようになるまで何度も書く練習をしました。

当日の課題は、メセナが予想問題として出していた課題とほぼ同じような内容でしたが、運悪く私が練習していないものでした。しかし、事前に何度も書いた論文の中から使えそうな柱を組み合わせたり文章をアレンジしたりしながら45分程で書き上げることができました。

2. 個人面接
メセナの二次試験対策講座に申し込んで対策しました。一次試験が終わってから一次試験の合格発表までの間に、メセナのテキストや先輩から教えてもらった過去の質問事項を参考にして返答内容を考えて用意しておきました。実際に面接練習を始めたのは、一次試験合格発表後からです。あらかじめ、どのように返答するかはまとめてあったので、あとはできるだけ沢山練習するだけでした。メセナで2回、勤務先の学校の管理者と2回、先輩教師と5回程、練習させてもらいました。なるべく返答を丸暗記はせずに、自分の考えをもとに喋るようにし、自分だけの経験や自分らしいエピソードを交えて答えるよう心掛けました。また、マニュアル通りの返答が必要な質問もあるので、様々な資料を熟読し頭に入れておくようにしました。

3. 模擬授業
一次試験の合格通知と一緒に模擬授業の出題範囲の通知が届いてから対策を始めました。臨任をしていた時に、教科書は一通り授業をやったことがあったので出題範囲を知ってからでも何とかなるだろうと考えたからです。実際、臨任での経験はかなり役立ったと思います。今回、私が受験した教科では指定された範囲が他の教科に比べてかなり狭かったので、まず出題範囲における全ての授業の略案をつくりました。また、勤務先の学校の教室をお借りして黒板を使って板書計画を立てたりもしました。そして、メセナで2回、勤務先の学校の教頭先生と2回、先輩教師と6回、模擬授業の練習をさせてもらいました。指定された範囲のどの部分が出題されてもいいように、なるべく異なる部分の授業を練習しました。個人面接もそうですが、なるべく多くの練習を重ねることで本番では、自信を持って臨むことができると思います。当日は、臨任での経験や何回もした練習のおかげで自信をもって冷静に授業をすることができました。日頃の授業から生徒とのコミュニケーションを大切にしているので、模擬授業でも自然とそのような授業が出来たと思います。

さいごに

採用試験の勉強をするにあたっては、出来るだけ早いうちから始めるに越したことはないと思います。実際、私が本気で勉強を始めたのが4月だったので、全然時間が足りなくてもっと早く本気になっていればと何度も後悔しました。しかし、採用試験を受験する人の中には、様々な事情でなかなか勉強時間を確保するのが難しいという方も多くいると思います。それでも、どれだけ本気になるかでどれだけ勉強できるかは変わってくると思いますし、いろんな制限があるなかで計画的に取り組むということがより良い結果に繋がると私は感じました。ただがむしゃらに勉強するのではなく、過去問を分析したり細かく目標やノルマを設定したりするなど、計画的に勉強したことが今回私が合格した一つの要因だと思います。また、勉強方法に限らず採用試験のことで困ったときは、とりあえず合格した人の真似をしてみるというのもお勧めです。まず真似をしてみて、そこから自分流にアレンジしていくといいかと思います。
最後に、家族、勤務先の先生方、先輩、メセナの先生方など、周囲の方々に手厚いサポートをしていただいたおかげで合格することができ、とても感謝しています。

○H30年度実施 特別支援学校・小学部 合格

1.一次試験の対策

私は、去年の教員対策講座が始まると同時に一次試験対策を行いました。その時は、仕事もしていたため、メセナの授業後の復習がなかなかできず、復習の内容が溜まっていく一方でした。「これでは、なかなか勉強が進まないし、今の自分の力では合格はできない」と思い、思い切って4月から仕事をせず、勉強に集中しようと決めました。

まず、はじめに行ったことは、一週間の学習プランを立て、それに沿って勉強をしました。また、過去問を解いて、自分の今の力を分析し、弱い教科・強い教科を知ることで、より細かい学習プランを立てることができました。
月1回ある月例テストは、受ける前に目標点数を決め、挑みました。私は、筆記試験で、とても緊張するので、他の塾が公開している模擬試験も積極的に受けました。点数には、波がありましたが、場慣れのためには良かったと思っています。

2.二次試験の対策

○マット(月曜)・水泳(木曜)
・2月から募集しているメセナスポーツクラブに通いました。
フォームがバラバラな私に、わかりやすく、丁寧に指導してくれ、また、子ども達への指導方法も教えてくれました。今後に活かせます。

○ピアノ(水曜)
・メセナの窓口を通して個人レッスンを申し込みました。全く弾けなかったので、指使いから指導してもらいました。課題曲が発表されると、私のレベルに合わせた弾き方を先生が提案してくれ、毎日(朝・夜)練習をしました。

○特支筆記
・一次試験が終わるとメセナから過去問や資料などを受け取り、すぐに勉強を開始しました。過去問を解いたり、教育支援資料を読んだりして対策を行いました。

3.三次試験の対策

○面接
過去の面接内容や予想問題をまとめ、それを中心に答える内容を考えました。
面接練習は、一緒に受験する仲間とやったり、メセナの先生方に見てもらったりして、アドバイスをたくさんもらいました。

○模擬授業
イメージが全くできなかったので、昨年、一昨年に合格した方の模擬授業を見たり、アドバイスをもらったりして、過去の問題で2回練習をしました。そして、内容が出ると、3パターンほど考え、仲間やメセナの先生方に見てもらいました。

○小論文
11月の講座から受講しました。毎回、課題はあるのですが、一時試験が終わるまでは、情報収集のために受講しました。書き始めた時は、どのように書いたらいいのか、わからずに用紙とにらめっこ状態でしたが、津覇先生や仲間とたくさん話をし、自分の言葉で表現することで、書きやすくなりました。また、書いた論文を添削もしてもらい、インパクトのある言葉などを教えてもらいました。

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