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合格体験記・教員2011

合格体験記 教員講座2011

 

教員講座合格体験もくじ

国語

中学校・国語 二次合格

(1)小論文
「個に応じた『わかる授業』のためにどのような『授業改善』をしますか?」というような内容の課題でした。
『わかる授業』の構築のための取り組みについて事前に指導していただいていたので、時間内に書き終えることができました。
ただ、『授業改善』についての内容が弱かったと後になって気づきました。何を問われているのかしっかり考えず、慌てて書き始めてしまったことが反省点です。
とにかく、本番では課題の内容をしっかり理解することが肝要だと思います。また、自分自身の意見を持つこと、自分の生活や経験とリンクさせて考えることが大切です。
常日頃から教育に対する意識を高く持つことが必要だと思いました。
私は一次試験の結果通知後から論文の対策を始めたのですが、できればもう少し早くから対策しておいたほうが賢明だと思います。

(2)模擬授業
「三時間目の展開部分」が課題でした。
授業を行う教室に入ってからは、試験官の指示に従いました。
指導案・選択した教材の写しを三人の試験官それぞれに配布後、授業の準備時間・実施時間が告げられ、準備を開始します。
教具も持参してよいとのことだったので、私はいくつか短冊を用意しました。
授業開始の合図とともに、模擬授業を開始しますが、私が最も大切だと感じたことは、しっかり生徒を見ることができているか、生徒を意識した授業になっているかということです。
また、声の大きさや視線、板書や表情、発問や指示など、基本的なことができているかということを試験官の先生方は見ているのではないかとも思いました。子どもたちを想像して、楽しく授業することが一番だと思います。
授業終了後は「指導と評価の一体化」についての質問がありました。これは対策してあったので、落ち着いて答えることができました。

(3)面接
ほとんどメセナで対策した内容だったので、落ち着いて答えられました。
ただ、完全に答えられないものもあったので、その質問に関しては、わかる範囲で答えました。
事前に自分の考えを整理し、しっかり準備したうえで、落ち着いて答えられるようにしておいたほうが良いと思います。
何より、自分の言葉で自分の思いを面接官に伝える、という姿勢を持つことが大切だと感じました。

(4)その他
メセナ予備校の先生方、事務の方々、本当にお世話になりました。
入校当初、かなり意識の低かった私が合格まで辿り着けたのはメセナ予備校の職員の皆様のおかげです。
先生方からは、教員として必要な知識はもちろん、何より子どもたちと向き合う上での意識・気持ちを学びました。
一次試験・二次試験どちらをとっても、細かい分析・対策をしていただいたおかげで落ち着いて試験に臨むことができたように思います。
特に、長い間お世話になった上高先生、我部先生には感謝しています。

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中学校・国語 二次合格

メセナ予備校には3年お世話になりました。
始めは4月からの入学で、3か月で何とかなるだろうと思っていましたが、私以上に必死で勉強している受験生を目の当たりにし、自分自身の甘さを痛感した1年目となりました。
1年目の順位は45位でした。

今年こそはと奮起した2年目は、10月から入学しました。
少しずつ問題も解けるようになり、手ごたえを感じるようになりました。
この年の順位は15位でした。落ち込みましたが、順位が上がっていたことでもう1年全力で頑張ろうと決意しました。

4月からは仕事をせず、受験勉強に専念しました。
毎日の時間割を決め、メセナの授業がある時間以外は、近くの図書館に通い勉強しました。
月例テストや模擬試験、センター試験の問題をとにかく時間内に解けるよう何回も解きました。
一次試験は教職教養で点数が取れなかったため、今年もダメだと思っていました。
一次試験に合格してから二次試験までの二週間は、ほとんどパニック状態でしたが、
メセナ予備校の先生方の熱のこもった温かいご指導のおかげでなんとか乗り切ることができました。

メセナ予備校の先生方には、試験勉強はもちろん教師のあり方についても多く学ばせていただきました。
学校現場においてもこの教えを忘れることなく実践してまいります。本当にありがとうございました。

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公民

高等学校・公民 二次合格

教員採用試験を振り返って
今回、教員採用試験に合格することができました。
それぞれ独自の勉強法があるかと思いますが、私の勉強法も述べますので、参考にして下さい。

(1)一次試験
A 専門科目
メセナからの教材とセンター試験の過去問が中心。
センターは間違えた箇所を集めてノートを作り、繰り返し解いた。
選択肢を選ぶ時は「なぜこうなるのか」「なぜ違うか」ということをしっかりと説明できるようにした。
また、分からない用語や自分でうまく説明できない用語は、用語集や辞典を使って必ず調べた。
このことが毎回の記述テストや模擬試験で比較的高い点数を維持することにつながった。
実際の試験はマーク式だが、「自分でしっかり説明できることで知識は身につく」と改めて感じた。
昨年までは必ず何問かのつまらないミスで点数を下げることが多かった。
しかし、今回の勉強法では一つ一つの用語にこだわって丁寧に勉強できたことが高得点につながったと思います。
指導要領はまず解説をしっかりと読んで、内容を理解することに努めた。
解説を細かく読んでいくと、使われている一つ一つの文章・単語にそれぞれ意味があるということを改めて実感した。
また、毎回の勉強で必ず空欄補充問題を10問解くようにした。
今回は今までの原典資料の問題がなかった。
来年も出題されない可能性はあるが、今まで通り原典資料をしっかり勉強することは、その思想家の考えを深く理解できることになるので、続けた方が良いと思います。
(自分はそう思って今まで勉強していました。)

B 一般・教職
メセナのテキストと月例テストのみ。
専門と同じように間違えた箇所を集めてノートを作り、繰り返し解いた。
メセナの講義では法規の意味や法律ができた背景など丁寧に説明していただいたので、
ただ覚えるのではなく、しっかりと意味を理解することができた。
また、一般教養では高校の教科書や参考書を見ながら問題を解いていった。
個人的には今まで苦手だった数学の問題が少しずつ解けるようになり、できる楽しさを実感できたことが嬉しかったです。
また自然科学や数学などの分野は、中学校での補充経験(数学・理科)が活きたようにも感じます。

(2)二次試験
A 自己アピール文
格言や決まり文句はあまり使わず、自分だけの経験から得られたこと、自分の熱意を率直に書いた。
一次試験の終了後にすぐに準備した。
メセナでは添削もしてもらえるので、何度か書き直して完成することができた。
一次合格から二次本番までの時間を有効に活用するため、できることは早めに準備した。

B 適性検査:特に対策の必要なし。

C 論文
課題:「分かる授業の実践のため、日常的な授業改善にどのように取り組みますか」
去年の二次試験では論文の点数が低かったこともあり、今年は論文講座を受講して、しっかりと練習した。
私はみなさんに論文講座を受講することを強く勧めます。
二次試験の論文はそれなりの形があり、コツが必要だと強く感じました。
また毎週1つの課題を書くことで教職の知識を再確認し、深く理解できます。
本番の試験では60分で1,200字を書くので、練習もないままだと絶対に書けないと思います。
(実際、私は今回の試験では少し考え込んでしまった時間があったので、見直しもないままどうにか書いた、という状況でした。)
受講した当初は、一本の論文を仕上げるのに2時間半から3時間かかりました。
しかし練習を重ねていく中で、どうにか時間内に書けるようになっていきました。
一次合格の発表後に対策を始めると、どうしても慌ててしまいます。
早めの対策が必要だと思います。
得点が低い結果に終わったのは残念でしたが、対策時にある程度の余裕を持って模擬授業などの準備ができました。

D 個人面接
質問項目をノートに書き出し、答える要点を書き込んでいった。
メセナからの予想質問や市販の対策本を参考に準備した。
メセナで2回、前任校で4回の計6回練習した。
質問への答えは、そのまま論文対策で書いたことと共通するものも多く、論文練習は面接の対策につながると実感した。
面接時はこれまでの自分の経験をふまえながら、丁寧に話すことを心がけた。

E 模擬授業
一次試験終了後、二次試験に向けて準備できるのは論文と模擬授業づくりだったので、しっかり取り組んだ。
模擬授業の範囲が去年のように経済分野の可能性を考えていたので、35時間分の板書計画を考えた。
板書計画では伊禮先生の毎回の講義がとても参考になりました。
また、導入で使えそうなネタや資料など(メセナの講義でもらった資料も含めて)は板書計画を書いたノートの横に貼り付けた。
試験の課題は「高校公民でしか扱わない授業ではないかと予想を立て、国際経済の分野は特に力を入れた。
結果としてこの予想が当たったので、本番はあまり緊張せず行うことができた。
模擬授業で感じたことは、板書の文字や書き方、レイアウト、話し方などを細かく見ていると感じた。
授業は導入から始めて、展開部の始めあたりで終わった。
普段の授業と違って生徒はいないので、どこまで「生徒がいる」と思って授業できるかだと思います。

(3)終わりに
教員採用試験を受け続け、今回で8回目の挑戦でした。
何度も1次試験を通過することができず、悔しい思いをしました。
4年前にメセナに入校し、伊禮先生や上高先生の講義を受ける中で、これまでの受験勉強の方法がとても自分に甘いものだったと感じました。
それからはメセナの講義についていくのに必死でした。
去年2次不合格の通知をもらった時は、受験校種を変更することも考えました。
しかし、「自分がどうして高校の公民の教師になりたいのか」「公民の教師になったらどんなことをしたいのか」
この2つを再確認することができました。だから今年は「絶対に合格する」という強い気持ちを持って臨みました。
そのため今年は勉強しない時間を作らないように心がけました。
これを続けていくと、日常生活の中で「どうにかして勉強する時間を作ろう」と考えて生活をしていました。
専門や教職だけでなく、一般教養のチェックテストなども丁寧に勉強しました。
また、メセナに入校して自分が変わったことは、本を読むようになったことです。
本を読むことで、これまで単語でしか理解していなかった用語の意味や、歴史的背景、思想の深さを学べました。
特に『貧困大国アメリカ』『アダム・スミス』の2冊は今でも強い印象があります。
本を読むことの大切さを伝えてくれた上高先生、ありがとうございました。
最後に公民コースを受講している皆さんへ、私なりの考えを書きます。公民はご存じの通り狭き門です。だからこそ簡単にあきらめて欲しくはありません。どこまで「公民の先生になりたいか」という気持ちを持ち続けることができるかだと思います。ぶれない強い気持ちで「絶対に公民の教師になる」という目標を持ち続けて下さい。私は皆さんと同じ教室で切磋琢磨してきたからこそ、今回合格できたと思います。ただ試験に合格したとはいえ、私は正式に採用されたわけでもありません。これからも初心を忘れず、努力していきます。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

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高等学校・公民 二次合格

一次試験について(私の対策とアドバイス)
一般教養:
公民系(時事問題を含める)の問題は、専門の勉強をしていれば容易に解ける。
数学はもともと得意分野、英語は大学卒業後に英検2級を取得したので、各種練習問題をこなすだけで対応できると考えた。そのため、これらの対策は特にしていない。
私の課題は「地理・歴史」「理科」「沖縄関係」だった。
「地理・歴史」「理科」について、すべてを網羅することは無理なので、各種問題集を解いてしっかりと解説を読むようにした。「理科」については、よくでてくる図・表(○○気団や○○石など)はコピーしてノートに貼ってまとめた。
「沖縄関係」については、初めて勉強をしたときは、新城俊昭著の『これだけは知っておきたい琉球・沖縄のこと』を何度も繰り返し学習し、基本事項を習得した。あとは、各種問題演習を繰り返し、何度も間違えるものは、ノートにまとめた。

一般教養について、来年度の採用試験に向けて今から対策を始める人は、参考書で一から細かく取り組むには時間がかかるためおすすめしない(補充教員や他の仕事を一切せず、試験勉強だけに専念できる場合を除くが)。それよりも専門教科に力をいれたほうが絶対にいい。(一般教養は1問1点、専門教科は1問数点ある。)各種問題演習をするときその都度マスターしておき、それが本番で出たらラッキーだと思う程度にしたほうがいい。
しかし、問題演習をする際には、「出るか出ないかもわからないものだから適当に・・・」ではなく、「出てきたものだけはしっかりマスターする」という気持ちで勉強する。特に、社会系教科以外での受験生で一般教養の点数を伸ばしたいと思っている人はこの積み重ねしかないと思う。適当に解いて適当に解説を読むぐらいなら時間の無駄である。取り組むのならしっかり取り組む。

□教職教養:
「学習指導要領」は、キーワードを緑マーカーでぬりつぶして赤シートで隠して覚えるという方法で何度も繰り返した。
解説まで含めると膨大な量になるため、3月までに一通り覚えこんでおき、4月からは忘れないように流す程度になるように計画を立てて取り組んだ。
その際、ただのキーワードの暗記ではなく内容を理解することも必要。覚えやすくなるだけなく、二次試験や実際の学習指導の際に必要なことが書かれている。
「答申・通知文等」は、資料をじっくりと読み、キーワードを確認するとともに内容をしっかり
と理解するようにした。『教職課程』などの雑誌も要点をまとめてあったりするので活用した。こちらも、時間はかかるが、二次試験の論文や面接にも大きく反映されるので、面倒くさがらずに丁寧に取り組むことが大事。
「心理・原理」は、問題集『パスライン』で、カテゴリー別(「心理検査法」「学習方法」「発達」など)に知識を整理した。知識がある程度固まったら、あとは問題演習を行った。

*教養試験(一般・教職)については、メセナの月例テストを大きく活用した。しっかりと過去問題から傾向を分析した上で作問されており、解説も詳しい。出題された問題のみの解説ではなく、その問題と関連のある事項もまとめられているため、毎月手を抜かずに取り組んだ。テスト実施日には本番だと思って臨んだ。受験後は、解説にすべて目をとおし、分からなかったところはマーカーでチェックしておき、チェックしたところだけを何度か見返した。チェックしておくことで余分な箇所に時間をかけずに復習することができ効率よく取り組むことができた。

□専門教科
まずは、過去問分析。自分の弱点を分析した。
また、試験対策でベースになる指導要領、教科書、用語集、資料集のそれぞれに出題年度を書き込んだ。
メセナ受講前の対策について、まず各科目とも『スピードマスター20日完成』(山川出版)をベースにして、各単元ごとに基本事項の整理をした。
その際、資料集や用語集に目を通して理解を深めた。
また、自作のまとめノートもつくった。
政治経済は、細々とした事項のある分野(地球環境問題、社会保障、労働問題など)、時事的なキーワードをまとめた。
倫理は、思想家ごとのポイントをまとめた。自分の手でまとめると頭の中が整理されて定着しやすかった。直前はセンター試験過去問をはじめとしたマーク式の問題集を解いた。また、『センター試験○○の点数が面白いほど取れる本』(中経出版)や『畠山のスパッとわかる政治・経済』(出版社 栄光)などの講義形式で書かれている参考書も使用した。
今年は、メセナで配布された資料を中心に学習した。
前もってその日の授業内容が提示されているので、それまでにその範囲のテキストと用語集、資料集に目を通すようにした。
分からないことはインターネット等も活用して調べた。
配布された問題集(空欄補充/一問一答/マーク式問題集)にはすべて取り組み、知識の定着度を確認した。
効率的に復習できるように、正解・あいまい・完全にわからない問題を区別してチェックしておいた。
しかし、時間の都合上、本番までに1回ずつしか取り組むことができなかった。
また、倫理は「センター試験過去問レビュー(河合))の20年分の本試&追試をすべてノートに解き、間違った問題はノートにキーワード・解説をまとめた。
これらの対策に加え、私にとっては、臨時教諭として教材研究や授業実践をとおして身についた知識が大きい。
生徒の興味・関心を喚起するためにできるだけ多くの情報をあつめ、生徒に理解してもらうためにわかりやすい言葉で説明できるように言葉を考え、全力で授業改善につとめてきた。また、校時中の授業とは別に、センター試験対策の放課後講座を持つことで、センター試験で満点を目指す勉強を生徒とともにすることができた。これらの経験が、大きく実力アップにつながったと思う。

■二次試験
□適性検査 「 YG検査 」
≪対策≫ 特に対策の必要無し。

□小論文
≪対策≫ 
過去の二次試験では論文が最後まで自信が無かったので、今回は一次試験対策と並行して対策を行った。「論文ノート」をつくり、テーマごとの定義やキーワード、背景をまとめた。使えそうなエピソード(例)や言葉のいいまわし、接続語などもまとめておいた。
実際に論文を書く際には、まず、パソコンでまとめて、推敲してから論文用紙に書いた。一次試験が終わった後に、「生きる力」「わかる授業」「確かな学力」「学習意欲と学習習慣」「生徒指導」は何度も推敲を重ねて仕上げた。
上記のテーマで書いた論文を元にして、その他のテーマが出たときの対策を行った。

□面接
≪対策≫
エクセルを使って予想される質問をすべて打ち込み、自分の回答をまとめた。模範解答をまとめるのではなく(定義や生徒指導ではマニュアル通りの答えも必要)、一つ一つの質問に対して、自分だったらどう考えるか、どう対応するかなどをじっくり考えながらまとめた。
友人に面接練習相手になってもらい、うまく答えられない質問については、考え直しながら、「自分の伝えたいことを相手に伝えきれているかを確認しながら練習した。

□模擬授業
≪対策≫
事前の情報が「政治経済 経済分野」のみだったので、事前準備として20単元以上の授業の教材研究をしなければならなかった。指導事項の知識は身についており、すべての単元について授業を行ったこともあるが、改めて採用試験を意識しての授業を組み立てるため、模擬授業の教材研究が二次対策の中で一番きつかった。これから試験対策を始めるのなら、一次試験の対策と並行して少しずつ教材研究もしておくことをおすすめする。
具体的な準備としては、大きめの付箋紙に、板書計画を書いた。また教科書の空きスペースに授業ネタを書き込んだ。さらに本番の緊張状態の中でも忘れてはいけない事(「笑顔」「大きな声でゆっくりと」「自信を持って堂々と」などを書いた付箋メモをつくり、本番のページに貼り替えて使えるように準備した。
教材研究に時間を割いたため、黒板を使って授業の練習をしたのは直前の1日だけだった。本番までにメセナで2回ほど行ったが、いずれも準備不足のため思ったように展開できず落ち込んだ。自信を持って話ができるようにするには、やはり知識と話題、段取りの準備が必要と思い徹底的に授業研究に取り組んだ。私は、これまでの臨時教諭の経験から、授業展開には自信があったので教材研究に時間をかけることを選択した。
模擬授業の前日には学校の教室を使って練習した。メセナで配布された予想される単元を参考にして練習を行い改善していった。

■これまでの受験を振り返って
一般教養は20点以上、教職教養は50点以上になってくると安定して点数を取れるようになっていた。一次試験を突破したときは、専門教科で170点以上をマークしている。専門教科が低い年は、原典資料対策が不十分だった。そのため、今年度は原典資料に力を入れて取り組んだが、問題傾向が変わり、原典資料の出題はなくなっていた。
今年度の一次試験について、難易度としては、一般教養・教職教養は例年並み。県外の採用試験の形式になってくることは予想通りだったので落ち着いて解くことができた。空欄補充に対応するだけでなく、正誤問題にもしっかり答えられるように対策していく必要があると思う。専門教科は「倫理分野」で原典資料問題がなくなっていたため、例年の試験よりも簡単だった。
二次試験について、一次試験の結果が出た後は模擬授業の教材研究に時間を割かないといけないことが予想できていたので、面接と小論文は一次試験が終わった後すぐに取り組んだ。二次試験を振り返ってみると、面接、授業、小論文のどれをとってもパーフェクトではなかった。しかし、過去の2回の試験よりも「自信」を持って思い切って自分を表現することできた。その自信を持つことができたのは、これまでの臨時教諭としての経験と、これまで積み重ねてきた努力があったからだと思う。また、過去2回の不合格のとき、「もっと早くから取り組めばよかった。」「もっと頑張れたはず」という後悔が残った。今回は、絶対後悔したくなかったので、自分ができる精一杯の努力をしようと決意して臨んだ。健康にだけは気をつけたが、規則正しい生活を意識せずに起きている間は試験対策にすべてを注いだ。眠くなったときに少し眠って、起きたらすぐに対策に取り組んだ。体力的にも、精神的にも限界だと思うまで頑張ったので、本番も思い切って自分をアピールすることができたと思う。

■最後に
私は、二度の一次試験突破のあと、一次試験にも合格できない二年間をすごし、自信を失いかけていました。自分の試験結果と向き合った結果、専門教科をもう一度勉強し直そうと思い、合格実績の高いメセナの講座を受講することに決めました。メセナの授業では、テキストに書いてある事項をなぞって話すのではなく、より広く深く理解を深め、思考力を身につけていくことができるような解説を聞くことができました。授業で配布される資料も丁寧に作られており、すべてにおいて先生方の熱意を感じました。黒板の使い方や話し方などを含め、自分自身の授業の参考にさせていただいています。学校では教師という立場ですが、メセナでは生徒として授業を聞くことで多くの発見がありました。また、同じ公民科で受験する人たちと勉強することで、競争心がかきたてられ、受験本番までモチベーションを維持することができました。さらに、受験対策だけでなく、先生方からは教師としての考え方や姿勢についても多くの大切なことを学ばせていただきました。
また、二次試験対策では、丁寧に個別指導をしていただきました。面接や模擬授業では本番と同じ設定で取り組めたので、しっかりと本番のイメージを持つことができました。先生方からは、厳しいコメントもありましたが、同時に的確なアドバイスをいただき、私の質問にも丁寧に答えて下さったので一つ一つの課題をこなしていくことができました。1年足らずの短い間でしたが、メセナの先生方に心から感謝しております。ありがとうございました。
ようやく私も教師としてのスタートラインに立つことができます。これまで応援してくれた家族や友人、先輩教師、私を成長させてくれた生徒たち、すべての人への感謝の気持ちを忘れずに教師としての人生を大切に過ごしていきたいと思います。

最後に、これから高校公民で受験するみなさんへ。今回、私は合格という目標を達成することができましたが、それだけの努力を積み重ねてきたと胸を張って言うことができます。とくに一次試験に合格しはじめた頃からは、不合格という結果が出ると同時に次の試験に向けて自己分析し、計画を立てて勉強を開始しました。

計画の立て方

  1. やらなければならないことをリストにする。(メセナのテキストや問題集、センター試験過去問、月例テスト・・・など)
  2. 何月までに何をどこまで終わらせるか大まかな計画を立てる。
  3. 一週間の中で自分の自由に使える時間をグラフ化する。
  4. 何曜日に何時間、何を勉強するかを割り当てる。
  5. 調整できるよう予備の時間をつくる。
  6. 一週間計画どおりに進めることができたら息抜きに好きなことをしていい。

仕事やプライベートで計画通りいかないことが予想されたため、勉強に割ける時間を把握することと、大まかに見通しを立てるための計画を立てた。細かく計画を立てると失敗して焦ったりモチベーションも下がったりする。そのため、必ず予備の時間をつくり調整できるようにした。また、ひと月毎に進み具合を確認して調整していった。

4月から勉強するのはあたり前、ライバルと差をつけるには3月までにどれだけ勉強できるかがカギと思いました。また、継続して臨時教諭として働きたかったため、勉強する時間をつくるよう工夫することも必要でした。仕事も勉強もどちらも手を抜くことなく取り組むためには、プライベートでの趣味や遊ぶ時間を極力我慢しました。勉強すること自体は楽しいのですが、勉強以外のプライベートの時間がなかったことは正直なところきつかったです。また、仕事をしながらの挑戦だったため、自由に使える時間が少ない分、勉強するときは、「人の2倍勉強する時間はない、じゃあ人の3倍集中しよう!」と意識しました。
合格ラインにたどり着くには、「勉強時間の確保」「適切な学習方法」「自分に負けない気持ち」が必要です。私は、受験に向けて「後悔しないように、もうこれ以上の努力はできない! というぐらい勉強しよう」という気持ちで取り組んできました。その継続が今回の合格につながったと思っています。生半可な勉強と生半可な気持ちでは絶対に本気の人には勝てません。自分に負けずに前進して下さい。少しでも同じ目標を持つ受験者のみなさんへのアドバイスになれば幸いです。

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英語

高等学校・英語 二次合格

私は、メセナに3年間お世話になりました。
メセナ予備校で、私自身が授業を受ける生徒の立場になったことによって、生徒がどんな時に教師に注目するのか、
分かりやすい説明や覚え方が何かを、再認識する時間になりました。
知識を詰め込むだけでなく、授業方法をも見て学ぶ姿勢を持つと、多くの気づきが得られると思います。
私が採用試験の勉強をする中で、感じたことを以下に書きます。
これから受験する皆さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

1 心構え
教員採用試験を受験するにあたり、
一番に感じたことは「どれだけ強い思い」を持っているかが試験対策へ向ける姿勢を変えると思いました。
もちろん、受験をするからには、全ての受験生が教員になりたいという思いがあると思います。
しかし、臨任の経験等を通して、どんな教師になりたいか、生徒とどのように向き合いたいか、どんな授業をしたいか、
などが具体的に浮かぶほどの具体的で強い思いが必要だと思います。
私の場合は、昨年の2つの悔しい思いが今年の原動力となりました。
一つは、専門試験の1問分(3点)の差で1次試験に落ちたこと。
もう一つは、臨任期間の短縮という経験。この二つの事柄が、一次試験、二次試験対策をするときに、
『一問も落とせない』、『採用されなければ意味がない』という思いとなり、頑張り続けることができました。
同時に、心が折れそうになった時、過信しすぎている時に、的確に、客観的に厳しいこともアドバイスしてくれる友人の存在は、やる気を後押ししてくれます。これから、採用試験を受ける皆さんには、自分を動かす力となる悔しい経験や嬉しい経験をもう一度思い出し、同じような気持ちで頑張る友人とともに試験対策をすることから始めることをお勧めします。

2 1次試験対策
「合格できるかも」と思えることで1次試験対策への意欲は高まると思います。
そのために、自分の実力を客観的に分析し、成長を感じる目標を立てて達成していくプロセスを
何度も積み重ねることが大切だと思います。
私の場合は、昨年の3点差で不合格という経験が、一次合格も夢ではないと感じたとともに、
どんなに模試で高得点を取っても本番で取れなければ意味がないという思いで試験勉強に取り組みました。
【教養試験対策】

  • メセナの教材はその週で1度通すようにする(特に教職のテキスト)
  • メセナのチェックテストをその日で解く→解答を読む→テキスト・参考書にチェック
  • 月例テスト→解答を全て読み込む、間違いの多い個所を分析する→テキスト・参考書にチェック
    …直前にもう1度解き直し→間違いを書きだす
  • チェックテスト・月例テストの目標を立てる

【専門試験対策】

  • メセナの単語テスト、熟語テストを例文とともに毎授業後復習する
  • リスニング、単語、熟語、長文、文法、並べ替えを全て少しずつ毎回通す
  • 前日に間違ったところを見直してから、新しい問題に入る

3 2次試験対策 自分がなぜ教師になりたいのか、根本となる思いと向き合う
2次試験では、受験者の教師としての資質が様々な角度から問われます。
だからこそ、じっくりと自分と教師という仕事を結び付けて考える時間を取ることが大切です。
(これは、一次試験の受験前から、しっかりと持っておくと良いと思います。)
自分がどのような教師を目指し、どのような生徒を育て、どのように関わるかという基本を見つけていれば、
二次試験の全てがその教師観に帰ってくることを痛感すると思います。
その上で、2次試験対策を受講する場合は、早めに練習日程を組み、
過去問分析→計画→実践→反省・改善の繰り返しを行い試験3日前には繰り返し練習に徹しました。

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高等学校・英語 二次合格

私は2年間臨任をしながら、2度採用試験を受けたことがありました。
しかし、その結果と順位から臨任を続けながら試験合格レベルまで到達するのは厳しいと考え、今回は4月からは臨任をせず勉強に集中しました。
私にとってはそれが良い結果に繋がりましたが、仕事を続けながら合格している方もたくさんいるので、結局は試験に向けて自分がどれだけ本気になれるかだと強く感じました。

一次試験の一般・教職教養に関しては、特に教職教養に力を入れて勉強しました。
指導要領や教育法規などはテキストの穴埋めを書き、声に出しながら繰り返し行いました。
教職教養は範囲がある程度決まっているので、繰り返し勉強した分、月例テストなどの結果として目に見える成果が出てきました。
専門教科に関しては、英検準1級程度の単語と熟語を中心に勉強しました。
イディオムに関してもメセナでいただいたテキストを繰り返し見直しました。

二次試験を受けるのは初めてだったので、前年までの合格者から話を聞いたり資料をいただいたりして情報収集に努めました。
同じ教科を受ける知り合いがいたので、情報交換や模擬授業・面接の練習もでき、とても心強かったです。
対策としては

  1. 自己アピール文→メセナでの添削。みんな同じようなことを書いてしまうので、1つでもオリジナルのアピールポイントを入れると良いのかなと思います。
  2. 小論文→私は一次試験が終わるまで小論に手をつけていなかったので、一次が終わるととりあえず本を買い、教採の小論がどのようなものか調べることから始めました。メセナの対策で小論を書くときは、それぞれのテーマに対して、具体例や実践例を練って準備しました。練習では一度も時間内に書きあげることができませんでしたが、実践例等を整理しておくことで本番では無事に書き終えました。
  3. 英語実技→過去問対策が役に立ちました。英作文は文字数を数えながら、書きあげるのに苦労しました。
  4. 面接→メセナでの対策や受験生同士で練習をすることで、自分の癖を指摘してもらい、直すことができました。
  5. 模擬授業→提示された課題の文法事項を、文法書で見直し、それぞれに授業案を考えました。本番の課題が「独立分詞構文」だったので驚きましたが、待ち時間に文法書にもう一度目を通していたので、例文を挙げることができました。

試験を終えるまでは不安で焦ったり、自信が持てなかったりしましたが、メセナの講師の先生方や事務の方には本当にお世話になりました。講義を受けていくなかで、試験に必要な知識だけではなく、教員の使命やこれから自分がどのような教員を目指していきたいのかということも考えされられました。
改めて、メセナ講師の先生方と事務の皆さまに心より感謝申し上げます。

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美術

中高共通美術 三次合格

今回から三次試験まで伸びて、いろいろ大変な部分もありましたが、私的には力の入れ具合を調整できたので良かったです。

実技試験対策は、一次試験対策を並行して行うことをお勧めします。

また、論文はできるだけ講義を受けるなど、早めの対策が後でとても役に立ちます!(面接での答え方などに参考になる)

また、模擬授業はできるだけ他の教科の先生とも交流し、情報や改善点を得られるようにしておくと、良いと思いました。

私は、去年の11月からメセナに入校して、火曜日の論文・教養をとっていました。
毎日時間を有効に使い、実技対策とも並行して行っていたので正直大変なこともありましたが、気持ちをいつも高めつつなんとかやりきました。
論文もその日で仕上げて提出、来週の授業で添削したものを書きなおして提出する、というリズムを保っていました。60分で書ききるのは経験が大切だと感じます。
できるだけたくさんの課題で仕上げて、心にゆとりを持てるようにしておくと後が楽かもしれません。

実技試験は、なるべく毎日描き続けることだと思います。
ベテランの先生方などにも講評してもらうことをおすすめします。
模擬授業は、「鑑賞」だけしかわかっていなかったので、最後まで作品を絞ることができませんでした。
しかし、当日試験官らしき人が、控室の廊下を通っている時に、読書感想画のようなものを持って歩いていたのが見えたので、待機時間中に少し構成を練ることができました。

メセナの先生方には、本当にお世話になりました。ありがとうございました!!

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小学校

小学校 二次合格

適性検査
YG検査のみ。テープの音声にしたがって記入する方法でした。
思った以上に質問のペースが早いので、即座に記入しないといけなかったです。

小論文
試験用紙に受験番号・名前を記入するときに、論文テーマをチェックしました。
裏返して伏せて、試験開始時間までの約5分で何を書くのかを構想しました。
最初に用紙の端に何を書くのかを箇条書きしました。
読み直せる時間がないので、誤字脱字やテーマから外れていないかを確認しながら書きました。
私は論文試験の4日前まで、1テーマを書ききるのに約2時間かかっていました。
そこで、「最初に何を書くのか、どのテーマでも使える文章、まとめで書く文章」などの型を決めて覚えました。
この方法により、構想時間を削ることができ、1時間でスムーズに書けるようになりました。
また、今年出そうなテーマであらかじめ練習しました。

模擬授業
「ごんぎつねの好きな単元の展開を行なってください。」が模擬授業の課題でした。
使用する教材を準備していきました。
その際、教材だけで黒板を埋めないように、最小限の量と大きさの教材を準備しました。
また、「展開・まとめ」のどちらが課題になっても対応できるような教材づくりと板書計画を考えました。
さらに、模擬授業で使用する教科書に、「この問題の発言をさせる子どもの名前、先生が発問する内容」などを書いて、
模擬授業でのミスをなくすような工夫を行いました。
また、模擬授業の練習を10回ほど行い、授業展開や発問内容を覚えました。
試験官は3人。授業の構想時間は5分間、8分で授業をするように言われました。
範読の時は、試験官の目の前にある一つの机の周りを歩きながら、クラス全体を見回すように行いました。
範読は時間を取るので、展開でやりたい山場をする時間がなくなってしまう可能性があるので、範読を行うかどうかは考えたほうが良いと思いました。
また、微笑んだり驚いたり、不思議がったりなどの顔の演技にも注意しました。
私が楽しく授業を行うことで、試験官も楽しそうな表情を見せていました。
最後に、「指導と評価の一体化について、あなたはどう思いますか」という質問をされました。

個人面接
教室に入っても受験番号・校種・名前を聞かれずに少し睨まれたので、自ら受験番号・校種・名前を言いました。
英語での自己紹介。質問はなかったです。
面接時間は17分程度でした。

その他
図工は「左上から光が当たっている立方体を書きなさい」が課題でした。陰影に気をつけてデッサンしました。
音楽は約3人から5人で教室に入り、一人一人演奏しました。
楽譜を見ながら演奏できるので、落ち着いてリズムを崩さないように意識して演奏できました。
体育の水泳は5m泳いでターンを行ってから、25mを泳ぎました。
30mのタイムで点数が決められました。マット運動は、男性の受験者全員に見られながら一人で行いました。
できない技は補助をつけることができました。また、マットからはみ出ると減点になりました。
縄跳びは体力がいるので、体力づくりを行いました。二重跳びを行いやすい縄跳びを購入しました。

最後に
メセナにはとてもお世話になりました。
現役生なので、授業や学級経営などの経験のなさにとても不安があったのですが、
二次試験の個人面接や模擬授業で細かい点まで厳しくご指導をいただけたおかげで現役合格できました。
まだ教員としてのスタート地点に立てただけにすぎないので、これからも子どもたちのために精一杯全力を尽くしていきます。ありがとうございました。

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保健体育

中学校・保健体育 三次合格

今年初めてメセナ予備校の「論文」の講座を受講しました。
論文の講座を通して、60分間で1200文字の論文を書くことの難しさを実感しました。
1次試験の勉強をするのはもちろんですが、それと平行して論文を書く練習だけは続けました。
1週間に一本は論文を書き上げ、メセナの先生に添削していただきました。
丁寧に、そして厳しく指導して頂いたおかげで、最初は全く書けなかった論文も次第に書けるようになりました。
評価も少しずつ上がっていき、本番ではそれが自信につながりました。
無事に1次・2次と合格し、3次試験にむけて、メセナの3次試験対策講座を受講しました。
模擬授業、面接では本番を想定した対策をしていただきました。
自分の良いところ、悪いところを指摘してもらったおかげで、良いところを伸ばしつつ、悪いところを直すことができました。
本番でも緊張はしましたが、自分の持っている力を全て発揮することができました。
今回の試験で合格することはできましたが、正直なところ3次試験の点数・順位を見ると納得できるものではなく、
これまで合格してきた先輩方には遠く及びませんでした。
合格できたのは運がよかったと私は思っています。
まだまだ勉強不足だと感じました。
これから良い教員になるために、合格したからといって満足せず、これからが本当のスタートという気持ちを常に持ち、精進していきたいと思います。
この運を掴むことができたのも、メセナの先生方が熱心に指導してくれたおかげです。本当にありがとうございました。
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