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合格体験記・教員2023

2023年度教員コース合格者の合格体験記

2023年度実施 小学校(V1) 合格

1.一次試験の対策

5月のゴールデンウィーク明けからメセナの一次試験対策の授業を受けました。国語・算数は配点が大きいので安定して点数をとれるよう、何度も解きました。一次試験の1~2週間前からは指導要領をひたすら読んでいました。(音で覚えるような感じ)一次試験当日は、指導要領の「解説」内容の部分が出ていてかなり焦りました。消去法で解いた感じです。

2.二次試験の対策

合格発表後すぐにメセナの二次対策を受けました。
面接は、志望動機はもちろん今までのメセナ対策を受けられていた先輩方の質問された事項などを自分の言葉で文章でまとめました。覚える時は、文章で覚えるのではなく、ここを伝えたいという「キーワード」で覚え、頭の中で文章にしていました。
模擬授業は、今の職場(小学校)でたくさん練習しました。また、今回は課題が国語だったので、国語専門の先生や校長先生や主幹教務に観て頂きアドバイスをもらい変更や自分の自信に繋げました。
どちらもメセナではアドバイスとたくさんの質問をされても答えられるような自信をつけさせてもらいました。二次試験は絶対メセナに通うべきですね。

3.受験生へのアドバイス

二次試験は絶対1人ではむずかしいです。
塾や友だち、職場など頼って回数をこなすことが合格への道だと思います。

2023年度実施 小学校(V2) 合格

1.一次試験の対策

一次試験は、9月の末頃から少しずつ始めました。でも自分一人ではどうしても限界があると感じ、10月からはメセナの講座を受講しました。勉強を続ける意識を少しでも持つためと、情報が入るので常に勉強をするんだという気持ちを持つことができました。メセナは週に1回でしたが、普段も最低でも30分~1時間を目安に勉強をしました。教養と全科を交互にやる感じですが、合格した年は、一部免除が出来たので全科に集中することができました。教職・一般教養などは範囲が広いので過去問を中心に勉強した方が良いと思います。全科に関しては、まず過去の経験から苦手な科目の対策をどうにかしないといけませんでした。特に算数と理科の点数が取れず悩んでいました。そこで過去問を数年分、自分なりに分析し問題を絞りました。算数は「一次関数・確率・三平方の定理」、理科なら「生物・地学」のように、絞って勉強をしました。それと指導要領は確実に取れるように、過去問を重点的にやりました。やっていくうちに問題の傾向や、覚え方など自分なりに見えてくると思います。自分は短期間に集中して何時間も勉強が出来るタイプではなかったので、長期的にコツコツと頑張りました。また大変ではありますが、2次試験の対策も少しはしておいた方が後々、役に立つので、情報収集だけでもやっておいた方がいいと思います。

2.二次試験の対策

二次試験については、まず、以外と時間が無いことです。模擬授業を考える事、受験調書の作成、面接の練習などやることが結構多いです。一次試験が終わってゆっくりしたい気持ちも分かりますが、せめて一週間後までには動いた方がいいと思います。一次合格発表後だと本当に時間が無くて焦ります。自分の場合は何から手を付けたら良いか分からなかったので、メセナの二次対策講座を受講しました。一人で対策するには本当に限界があるので、周りからの情報や一緒に対策をしてくれる仲間がいれば本当に救われます。模擬授業や面接の練習は繰り返し何回も取り組みました。録画したり、シナリオを作ったりとしっかりと応えられるようにしました。色んな人からアドバイスをもらうことにより、客観的に指摘をしてもらい改善していきました。色んな人から意見を聞くことにより落ち込んだりするかもしれませんが、自分がどんな授業をしたい、こんな評価をする、自分はこんな人間です、と自意識過剰なくらいの気持ちをもってもいいかと思いました。自分の中で、「よし!大丈夫!」と言う所までもっていければ本番も緊張することは無いと思います。

3.受験生へのアドバイス

いろんな勉強法があると思いますが、まずは自分に合った勉強法を見つける事だと思います。負担が少なく継続して取り組める方法をぜひ、見つけてください。そうしたら後はもうやるだけです。しっかり積みかさねると必ず結果に結び付きます。大変で心が折れることもあります。挫けることもあります。もうダメなんじゃないかと諦めたくなることもあります。ですが、前を向いて自分を信じましょう。何よりも諦めずに頑張って下さい。自分は約10年かけて合格しましたが、皆さんはなるべく早く合格することを願っています。

2023年度実施 小学校(V3) 合格

1.一次試験の対策

私は3月まで補充として勤めていましたが、4月から補充をせずメセナ予備校の一次試験対策講座を受講しました。学力に自信がなかったので専門・教職教養・一般教養の3科目を一日の勉強時間の中にふり分けて毎日勉強しました。
専門は、伊禮先生が実施する学習指導要領の講座、メセナ予備校から受け取った問題集を解き、間違えやすい箇所は学年ごとの言葉の使い分けが書かれた比較表を使い暗記していきました。そして、補充をしていた時の経験と結び付けて、「こんな風に文言があるから、授業でもあのように進めたのか」と理解を深めていくようにしました。
教職教養については、メセナ予備校の講座で勉強したことはその日で復習することを心がけていました。また、月例テストや週に1回渡されるテストを何回も解きなおして暗記していきました。
常に心掛けていたことは、補充として勤めていた時に経験したことと勉強したことを結び付けることです。そのおかげで知識が深まったと思います。

2.二次試験の対策

・面接対策
二次試験の対策もメセナ予備校の講座に通いました。私自身緊張で上がってしまうことが多いので、冷静でいられるように質問事項に対して一つ一つ答案を作りました。最初は文章で答案を書いていましたが、時間がかかったのでキーワードとなる言葉だけをピックアップして自分の答えを覚えていきました。さらに、自分が持つ答えに対して面接官から質問されるところがないか見返し、その質問の答えも用意しました。また、緊張だけはどうしようもなかったので、ひたすら津覇先生の講座に食らいついていきました。回数を重ねていくと、緊張もうまくコントロールできてきたと思います。
・模擬授業対策
課題で出された内容は沖縄県が採用している教科書には載っていない内容でした。なので、メセナ予備校の勉強会や友人と一緒に取り組みました。最初はどんな授業にするかイメージが湧きませんでしたが、いろんな人の授業を見ていくと「自分ならこうするかな」などアイディアが浮かんできたのでそれをまとめ、授業を作りました。以前勤めていた学校の先輩方からのアドバイスはとても貴重でした。現場で働く教員の考えることやアドバイスは良い意味で現実的で、よく考えが飛躍しやすい自分に対して現場の先生方の意見は自分を現場視点に引き戻してくれました。

3.試験当日

試験当日は高熱が出ていました。なので、残念ながら試験に関してはあまり覚えていません。ただ、高熱で試験を受けられるか分からない状況だったので、その待ち時間がとても緊張していました。試験を受けられると知ったときにとても安堵し、試験中はあまり緊張せず練習してきた通りに模擬授業、面接ができたと思います。でも、そのようにできたのはメセナ予備校での面接練習、模擬授業練習を続けた結果だと思います。ありがとうございました。

2023年度実施 中学校保健体育(V4) 合格

1.一次試験の対策

・私は今年の目標として、専門試験と教職教養では満点、一般教養8割をとることを決め、10月から本格的に対策しました。はじめは、昨年度の弱点だった「一般教養」を重点的に対策していましたが、やはり配点や出題確率を考え「専門試験」「教職教養」に重点をおいて対策しました。

専門筆記試験
専門筆記試験は、メセナ予備校からいただく「対策プリント」を重点的に取り組み、試験期間直前まで対策プリントに頼っていました。

【学習指導要領について】
一次試験まで中・高学習指導要領を3周しました。1周目は、時間をかけて丁寧に読み込みながら、キーワードに線を引いたり、白紙に青ペンでキーワードを書いたりしました。特に、中学校と高等学校で異なる文言や分野特有の単語(武道等)には注意して整理しました。それと同時並行で、メセナの問題集を解いて、間違えたところをやり直しました。それを繰り返すと、「ここ出そうだな」という感覚が身に付くので、2周目を効率よく進めることができました。そして、メセナの過去問を解きながら、学習指導要領に、「2022年出題」等と記入することで、出題される確率の低い内容には時間をかけないようにしました。3周目は、試験直前にパラパラとめくりながら、気になる単語を確認したり、自分の弱点である単元を振り返ったりしました。

【実技書・教科書について】
実技書や教科書の内容は、予備校の問題集で対策しました。これまで、細かいところが出題されていたので、実技書や教科書もしっかり対策しました。私の対策方法としては、実技書で出そうな内容は学習指導要領にも書き込んで、いつでも確認できるようにしました。そして、実技書だけでは理解が難しい場合は、その競技をしている友人に聞いていました。

【体育に関する資料について】
体育に関する資料は、部活動ガイドラインや体力調査など幅広いので、予備校でまとめられた資料で対策しました。出題確率は低いので、多くの時間は費やせず、予備校の授業で理解し、問題集で確認することを意識しました。

一般・教職教養筆記試験
【一般教養】
出題範囲が広いので、あまり重点的に対策せず、模擬試験などで間違えたところを確認する程度でした。そして、寝る前に「一般教養の要点理解」という参考書をパラパラめくるように、読んでいました。その時に対策した内容が本番で1問も出題されていなかったので、一般教養の対策時間を削ってよかったなと感じています。

【教職教養】
教職教養は満点をとることを目標としていたので、重点的に取り組みました。教職教養の中でも、教育心理や教育原理は得意だったので寝る前の隙間時間で対策しました。教育法規は出題確率の高い法律(教育基本法や学校教育法等)を重点的に対策しました。対策方法としては、問題集を解いたり、家事をしながら音声で流したりしました。机に座って法律を読むと眠たくなるので、ラミネートしてお風呂に張ったり、壁に貼って髪を乾かしながら読んだりしました。法律や憲法には、文章の共通性があることをご指導いただいてからは、法規の対策もスムーズに進めることができました。しかし、法規は膨大な量があるので、短時間で数個覚えることを継続することが重要だと感じました。その他の生徒指導や特別支援教育等については、予備校での授業や問題集を解いて対策しました。

2.二次試験の対策

二次対策は多くの方々からご指導いただくことが重要であると感じました。特定の方からご指導いただくことで、より深みが生まれますが、その反面「2人しかわからない授業・面接」が完成してしまうと感じました。試験本番は、指導案も渡していない試験官に授業のねらいや工夫点、面接では伝えたいことを理解してもらわなければならないので、「誰が見てもわかる授業・伝わる面接」のためには、自分の教育観は持ちながらも、多くの方々からご指導いただくことが重要であると感じました。

【体育科模擬授業の対策】
まずは、課題とされる分野を学習指導要領で復習し「何が求められているのか」「何を身に付けさせなければならないか」を社会の背景と交えて理解するようにしました。それから、簡易的な単元計画や生徒観、実施時期を決定し、本時の指導案を作成しました。私はこの作業を慎重に行うことで、模擬授業で面接官に授業している背景が伝わりやすくなったり、模擬授業に関する面接でも適切な回答ができたりすると感じました。
指導案が完成し、実践してみると多くの気づきがありました。試験会場が教室だったので、「体育館で授業をしているよう見える見せ方」「生徒がそこにいるような見せ方」「私の良さの見せ方」を工夫しました。具体的には、遠くに視線を配る素振りや立ち位置、常に面接官に体を向けること、広い空間に見えるように立体的に教材を並べること、オーバーリアクションで話すことを意識しました。
そして、ある程度授業が形になってくると、授業の動画を撮影し問題点を改善していきました。終盤になると一つ一つの単語に気を付けながら、最も伝わりやすい言葉を選びました。

【保健科模擬授業の対策】
 保健も体育と同様の手順で指導案作成まで取り組みました。保健では、「実生活と関連づいた学習」が重要であると感じたので、生徒観は慎重に行いました。そして、単元計画を作成していく中で、体育の模擬授業と関連させると面白いなと感じ、体育の模擬授業と保健の模擬授業を関連づけた内容を構成しました。
 実践練習に入ると、「声の抑揚」や「目線の配り方」「板書の仕方(色使い)」「話す速度」「言葉選び」等、やればやるほど課題が増えていきましたが、課題を絞って実践することで改善することができました。保健の模擬授業も、面接官に単元計画や指導案を渡していないので、「これまでどんな授業をしてきたのか」「今後どんな授業をしていくのか」が伝わるような言葉選びが本当に重要であると感じました。そして、模擬授業は言葉を文字にしておくことで、自分の伝えたいことが伝わる模擬授業になると感じました。本来の授業で言葉を文字にすることはありえませんが、5分しかない模擬授業では効果的であると思いました。

【面接の対策】
 面接対策は、11月から始まるメセナ予備校の二次試験対策が力になりました。津覇先生が下さる資料には、質問項目に加え時事問題も載っているので効果的に対策に取り組むことができました。面接対策こそ、絶対に一人ではできなったので、ご指導いただいた多くの方々に感謝しています。
 今年から、二次試験2週間前に受験調書の提出となっていたので、例年よりも丁寧に書きました。どこを聞かれてもいいように、隅々まで見直し、掘り下げながら「面接の軸」を作りました。
面接では、自分の「教育観」を確立することが重要であると感じ、自己理解・自己分析から行いました。自分は生徒や保護者、同僚にとってどんな教師でありたいのか、どんな授業をしたのかを考えることで様々な質問に対応できるようになりました。
そして、ある程度受け答えができるようになると動画を撮影し問題点を改善していきました。私は、まばたきが多い癖や姿勢が悪くなる癖を見つけることができたので、動画分析は重要であると感じています。
最後に、面接で常に意識していたことは結論から述べるということです。そうすることで、話す内容が面接官に伝わりやすくなりますし、自分の頭も整理されるので効果的でした。

『結論』
・理由1
・理由2

私は頭の中で上のような図を描きながら話していました。

3.受験生へのアドバイス

 私は、メセナ予備校に通っていなければ絶対に合格していなかったと確信しています。教科指導でご丁寧に対応してくださったこともですが、私はモチベーションをいただけたことが最も力になりました。11月から対策を続ける中で、模擬試験の点数が伸びない時期や、モチベーションが維持できない時期も多くありましたが、踏ん張って授業を受けることができた環境に感謝しています。
 大変おこがましいかもしれませんが、少しでも受験生の方々のお力になれればと存じておりますので、体験談を述べさせて下さい。
 私は、教員採用試験対策は多くの方々からご指導いただくことが重要であると感じております。それは、私自身、1人で授業構成をして、考えが偏ってしまったり、間違えに気づかなかったりした経験があるからです。先輩教員や恩師にご指導を依頼する際、「迷惑かな」と何度も考えましたが、教員採用試験に合格したいという熱い意志があれば大丈夫だと思います。実際に、多くの方々が快く受けてくださりました。本年度、合格という結果をいただきましたが、教育に対する思いや学び続ける姿勢は忘れずに今後も精進して参ります。

2023年度実施 中学校保健体育(V5) 合格

1.一次試験の対策

2月から本格的な勉強開始&メセナ受講開始。毎日トータル2時間程度。
・指導要領の音読を録音し、聞きながら早朝ランニングをテスト当日まで継続。
・メセナの模擬テストを1日一つ以上解いて、分からないところ等復習。
私の状況的に、学習時間の長時間確保が難しかった。なので量より質を大切にした。やることを決めて2月から毎日、対策を継続した。

2.二次試験の対策

一次試験の結果が出て、対策を開始。メセナの対策講座と職場の方々に対策してもらった。保健の模擬授業は、苦手意識があったので入念に練習した。何回も同僚に見せたり、自分の授業様子を映像で確認など改善の繰り返し→ある程度まとまったら、ひたすら練習した。
体育の模擬授業については、一人で練習して当日迎えた。

3.受験生へのアドバイス

出会いと臨任の経験が今回の結果に繋がったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
昨年度は、採用試験の申し込みさえもしませんでした。今回、一次試験一部免除になった事や、私にとって覚悟を決める別れを経験した事で、今までで一番勉強を継続して教員採用試験に挑みました。心が折れそうなときは、メセナの合格体験記を読みモチベーションをあげました。私がやっている勉強は意味があるか不安になったときは、実際に合格した人にアドバイスをもらいました。また、今回、特に感じた事は、「臨任で経験したこと、全てに感謝」ということです。教材研究でやったことや会議や研修で学んだことが一次試験に出題されていたり、生徒や同僚との関わり方、保護者対応、部活動などなど、二次試験の材料になりました。仕事と勉強、趣味や育児など、大人になって本気で取り組む試験は葛藤や多忙と隣り合わせだと思います。でも、自分の好きなことをしながら、やることを本気でやれば合格すると今回、感じました。私は、教員採用試験を通して学んだことを、これからも活かしていきます。

2023年度実施 高校化学(V6) 合格

1.一次試験の対策

・学習方法を工夫した。
担任・部活動の主顧問、外部の仕事、家事や育児があったため、全教科を学習することは時間的に難しかった。
対策→国語については慣用句や故事、類義語、対義語、四文字熟語、文学史に関する学習をメセナの教材を用いて、時間をかけて学習した。
→数学については理系であること、また一次試験における配点を考え、勉強しなかった。
*情報は過去に数回出題されているため、著作権における学習のみおこなった。
→理科については自分の専門教科であるため、中学校理科~4単位の物化生地すべてを教科書や〈数研のリードα〉を用いて学習した。
→英語は大学入試の際の知識を思い出す程度でほとんど学習しなかった。
→配点を考え、社会、特に政治・経済、倫理はメセナの教材と前年度の月例テストの分析を行い、重要な内容を時間をかけ、徹底して覚えた。
*日本史、世界史は配点と出題可能性、勉強時間を天秤にかけ、過去の出題範囲を分析し、範囲を絞り、日本史A、日本史B、世界史A、世界史Bについて、ゴロでの学習が自分にあっていたので〈Gakkenの頻出年代暗記〉、流れを掴むために〈シグマベストの時代の流れで覚える〉電車等でのすき間時間を無駄にしないため携帯電話のアプリ〈河合塾のランク順 一問一答〉の3冊を使い学習した。
→教職教養もすべては学習せず、憲法、教育基本法、沖縄教育大綱等政策は時間をかけて読み込んだ。
学校教育法はメセナの月例テスト2年分に関連する部分のみをおおよその流れで頭にいれた。
学校給食法や図書館法については過去に出題されている部分を学習し、トレンドである障害者に関する法令はメセナの教材を用いて重要度の高いものを確実に覚えた。
学習指導要領、教科については特定の科目に関する内容は出題されないことを念頭に理科すべての科目関わる部分を徹底して読み込んだ。
教科以外の部分については似た表現や憲法・基本法とは異なる表現の部分を中心に読み込んだ。
生徒指導提要については全面改訂されたため、過去に出題された内容や似た内容を分析し、範囲を絞り時間をかけて覚えた。

2.専門教養について

・制限時間60分と、問題数を考え、すべては終わらない問題数だと感じていた
→物理の学習はほとんど行わなかった。
→時間をかけずに解答できる生物・地学は確実に点数に繋げるために基礎科目ではなく、本編まで学習した。
→解答する順番も指導要領→化学の計算以外→教養の生物・地学→教養の化学(計算まで)→化学の計算→物理の順でおこなった。
→県の傾向として、無機の物質固有の性質は意外とよく出題されるので、丁寧に行った。

3.二次試験の対策

・面接については一次後に行われたメセナの対策講座とその講座の資料に非常に助けられた。
→いつも答える内容や結論は同じにした。
対策講座でたくさんの質問や練習をしていただいたが、すべての質問に対する答えは持つことは不可能であり、準備し覚えても対話にならないため、いつも答えやゴールを自分自身が大切にしてきた教育観(子どもたちの心を成長させる)に繋げ、答えるようにした。
*二次では対話するために、質問されるように漠然と答える部分を必ず一つを入れて解答したが、そんなに深く聞き返してくれない印象であった。
また、採点しにくくなるため、もしくはテンプレートがかなり準備されているのか、特定の受験者にしかしない質問は行わないのではと感じた。

・模擬授業について
7分間の制限時間と質問の時間をうまく活用した。
→普段の授業の同じ感覚で行うと何もできずに終わってしまうため、
(1)まず復習をいかに短時間で行うかを考えた。
(2)時間短縮のため、ICTでの提示を使い、不必要な板書の時間を短縮した。
(3)意見交換するためには、個人での考えを持つ必要があるため、二つの時間は確保した。
(4)模擬授業後の質問等を授業の時間にするために、興味・関心を与える日常生活の関わりをまとめで行うということにした。
(5)質問でこの後の展開や進め方を説明する際、本来は「~まで行う予定であった」と提示し7分以上の内容を伝えるようにした。(模擬授業も準備していた85%程度で終了した)
以上の工夫で本来の授業では20分から25分かかる内容を7分とした。

2023年度実施 養護教諭(V7) 合格

1.一次試験の対策

一部免除のため専門のみ勉強をしました。11月からメセナの養護教諭オンラインを受講し、毎週土曜日は勉強する習慣がつきました。過去問を解いた後は、毎回ランキングが出たので、自分の実力が分かり、苦手なところを復習したり効果的に行うことができました。出題された出典資料を知ることもでき、最新の情報が得られたことも大きかったです。
また、他の通信のオンライン講座と模試を受け、本番同様、選択回答に慣れるように徹底していました。

2.二次試験の対策

今年度で二次試験に進み合格すると覚悟を決めたので、11月から二次対策総合講座を受講しました。津覇先生の質問に、答えられない不甲斐なさに、苦しくなることがありましたが、その経験を積み重ねて、試験本番は一番笑顔で私の想いを伝えることができました。津覇先生の資料には、最新の学校教育の問題(不登校・自殺の増加や教職員の多忙化、ICT等)があり、考えを深める時間にもなりました。他の教科の受講生の考えも参考にしながら、自分の考えを深め、自分の言葉で伝える訓練の時間になりました。二次対策前前期後期では、受験調書の添削、模擬授業と面接も見ていただきました。普段授業をしない養護教諭は、教壇に立つことに慣れていないため、空き教室の黒板を使って授業の練習ができて良かったです。本番さながらの模擬授業と面接で緊張感を味わえたことも、良かったです。

3.受験生へのアドバイス

他の受講生とともに、合格に向けて共有できる時間があることは、励みになり、そしてもっと頑張らなきゃという思いになったので、一人でやるより効果的に勉強ができると思います。二次対策は、教育現場のお世話になった先生方や二次受験生の模擬授業練習にも参加させていただき、アドバイスをもらったことで、私は力になりました。苦しい時間の中で、本当に自分が伝えたい想いが明確になったので、多くの方々の力を借りて乗り越えてほしいと思います。練習、準備あるのみです。頑張ってください。

2023年度実施 高校公民(V8) 合格

1.一次試験の対策

 私は、教職教養免除対象になる年からメセナに入塾しました。そのため、2年間塾に通いました。

(1年目)3月頃に入塾し、専門教科のみを受講していました。伊禮先生の授業はとても資料が細かく、充実した内容で毎回楽しく学ぶ事ができました。臨任をやりながらでしたが、通勤中は塾の録画された授業を聞いたり、学習指導要領をスマホの読み上げ機能を活用して聞いたりして、スキマ時間を上手く活用するようにしました。週末は家族の協力もあり、塾でできるだけ勉強できるよう協力してもらいました。しかし、1年目では勉強が間に合わず点数が全然ボーダーに届くことができませんでした。

(2年目)前回の反省を踏まえて、10月から入塾し、専門教科と二次対策講座を受講しました。まず、倫理は満点が狙える科目なので、細かいところを資料集や用語集、センター過去問を解いていきました。なんとなく解けるのではなく、きちんと解説を理解できるよう意識しました。伊禮先生には問題への質問ではなく、解説に書いてある内容でよくわからないところを細かく聞くようにし、とにかく満点を目指して対策しました。

政経は私自身が苦手だったこともあり、時間をかけて取り組みました。まず、授業と次の授業の一週間の間に復習を行い、通勤の時間を活用して録画した授業の音声を聞いたりしていました。何度も資料集や授業で配布された資料を確認したり、YouTubeなどで高校生向けの授業を投稿している方の動画を参考にしながら勉強しました。 4月からは新学期スタート、新しい配置校とバタバタした生活でしたが、うまくスキマ時間を活用して、寝る前の1時間、朝出勤前の1時間を勉強の時間に充てていました。また、授業開始の1時間前には塾に行くようにし、そこで学習指導要領をみっちり暗記しました。4~7月は学校行事も多く、中々満足いくように勉強することができませんでしたが、それでも家族や職場の先輩方のサポートもあり、やっていくことができました。とにかく、スキマ時間を見つけては勉強できるよう一次試験までは取り組んできました。

2.二次試験の対策と実施内容

 10月から二次対策講座を受講しました。できるだけ土日の時間を確保したいと考えたので、金曜沖縄校の二次対策講座を選択しました。津覇先生の授業はテンポ良く質問が出され、はじめはうまく自分の考えを答えることができませんでした。しかし、授業で配布される資料や県の施策を熟読するようになると、スラスラ回答できるようになり、授業を楽しみながら受けることができました。又、他の教科・校種の意見を聞くことができたりしたため、情報共有できたり、複数の視点から物事を捉える力もつけることができました。二次対策講座を受講したおかげで、4月からの新しい配置校での学級経営にも効果がありました。3月にはある程度二次試験に必要な受験調書を形にすることができたため、その内容を意識した学級経営をすることができたり、受験調書に沿った面接での回答を準備する時間が確保することができました。実際に現場で経験しながら、「ああでもないこうでもない」と試行錯誤したり、その度に真摯にアドバイスをくれた津覇先生のおかげで、二次対策(面接・場面指導)は順調に進めることができました。

 模擬授業の対策は、とても苦しみました。一度作成した授業を塾でやってみると、全然できなく自分の力のなさを痛感しました。しかし、同じ教科の先輩や初任研(他教科も含む)の方々からアドバイスをもらったり、県の施策(問いサポ、PPⅡ)、指導と評価の一体化を丁寧に読むことで、すこしずつ授業の形ができあがりました。また、模擬授業練習は常に教室・黒板(もしくはホワイトボード)を活用し、板書のレイアウトや話す・書くの順序を細かく工夫しました。ICT活用も必須だと思うので、電子黒板や1人1台端末を想定した授業を作成しました。公民は今年指導案も提出だったため、考えることが多かったですが、逆に指導案があることで私がやりたい授業全体を表現できる(模擬授業で細かく説明できなくても、指導案でカバーできる)くらいの考えで取り組むといいかと思います。

3.受験生へのアドバイスその他

教職教養免除対象が5年→3年へと変更になったため、専門教科のみ受験者が増えると思います。専門教科の出来で合否が決まるかもしれません。ハイレベルな競争になるかと思いますが、やった分だけ結果がついてくると思います。私は塾に通うことで勉強できる場所を確保できたことや、他の受講生の頑張っている姿が励みになりました。時には塾の自習室で一人の日もありましたが、「合格する人はこれ以上やっている。やった分だけ得られる者がある。」と気持ちを奮い立たせながら過ごすことができました。二次対策ではメセナの先生方や、職場の先輩方、以前勤めていた学校でお世話になった先生方、同じ二次試験に進んだ同僚に模擬授業を観てもらう事で、中身を深めることができました。多くの人に観てもらう事や、他教科からのアドバイスに賛否両論あるかと思いますが、自分の授業スタイルなどから判断して観てもらう事をオススメします。

最後に、仕事と勉強、育児等々、本当に多忙な状況で皆さん合格目指して頑張っていると思います。誰もが精一杯努力しているかと思いますが、是非気持ちをきらせず、諦めずにやり通して下さい。そうしたら、おのずと結果がついてくると信じています。応援しています!

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