一次試験の対策
一次試験は、9月の末頃から少しずつ始めました。でも自分一人ではどうしても限界があると感じ、10月からはメセナの講座を受講しました。
勉強を続ける意識を少しでも持つためと、情報が入るので常に勉強をするんだという気持ちを持つことができました。
メセナは週に1回でしたが、普段も最低でも30分~1時間を目安に勉強をしました。
教養と全科を交互にやる感じですが、合格した年は、一部免除が出来たので全科に集中することができました。教職・一般教養などは範囲が広いので過去問を中心に勉強した方が良いと思います。
全科に関しては、まず過去の経験から苦手な科目の対策をどうにかしないといけませんでした。特に算数と理科の点数が取れず悩んでいました。そこで過去問を数年分、自分なりに分析し問題を絞りました。算数は「一次関数・確率・三平方の定理」、理科なら「生物・地学」のように、絞って勉強をしました。
それと指導要領は確実に取れるように、過去問を重点的にやりました。やっていくうちに問題の傾向や、覚え方など自分なりに見えてくると思います。
自分は短期間に集中して何時間も勉強が出来るタイプではなかったので、長期的にコツコツと頑張りました。
また大変ではありますが、2次試験の対策も少しはしておいた方が後々、役に立つので、情報収集だけでもやっておいた方がいいと思います。
二次試験の対策
二次試験については、まず、以外と時間が無いことです。模擬授業を考える事、受験調書の作成、面接の練習などやることが結構多いです。
一次試験が終わってゆっくりしたい気持ちも分かりますが、せめて一週間後までには動いた方がいいと思います。一次合格発表後だと本当に時間が無くて焦ります。
自分の場合は何から手を付けたら良いか分からなかったので、メセナの二次対策講座を受講しました。一人で対策するには本当に限界があるので、周りからの情報や一緒に対策をしてくれる仲間がいれば本当に救われます。
模擬授業や面接の練習は繰り返し何回も取り組みました。録画したり、シナリオを作ったりとしっかりと応えられるようにしました。色んな人からアドバイスをもらうことにより、客観的に指摘をしてもらい改善していきました。
色んな人から意見を聞くことにより落ち込んだりするかもしれませんが、自分がどんな授業をしたい、こんな評価をする、自分はこんな人間です、と自意識過剰なくらいの気持ちをもってもいいかと思いました。
自分の中で、「よし!大丈夫!」と言う所までもっていければ本番も緊張することは無いと思います。
受験生へのアドバイス
いろんな勉強法があると思いますが、まずは自分に合った勉強法を見つける事だと思います。負担が少なく継続して取り組める方法をぜひ、見つけてください。そうしたら後はもうやるだけです。
しっかり積みかさねると必ず結果に結び付きます。大変で心が折れることもあります。挫けることもあります。もうダメなんじゃないかと諦めたくなることもあります。ですが、前を向いて自分を信じましょう。
何よりも諦めずに頑張って下さい。自分は約10年かけて合格しましたが、皆さんはなるべく早く合格することを願っています。