一次試験の対策
今年度の対策を本格的に始めたのは4月からでした。
私は離島住みで自習室まで通えなかったので、地域の図書館で毎週末勉強していました。
臨任として働きながらの対策だったので、平日は3時間できれば良い方でした。そのため、土日に6~8時間、直前期の6月は10時間勉強しました。
〔教職教養〕
月例テストと教養チェックテストを毎月分購入しました。
問題を解くのは一回ずつのみ、あとは解説を読みこむことに時間をかけました。
メセナの解説は情報が豊富で全てに目を通すのは大変ですが、①同じ文書から繰り返し出題されることも多いため、自然と復習になる②関連する文書も記載されているため、知識を関連づけて覚えやすい等のメリットがあります。
解説を読む際は、重要語句に蛍光ペンを引いたり、赤ペンで語呂合わせ、自分なりの解釈等を書きこんだりしました。
また、イラストや図を書き加えて、視覚的に解釈しやすくする工夫もしました。
〔専門科目〕
学習指導要領の対策に重点を置いて勉強しました。どの問題も同じ4点だと思うと、学習指導要領を暗記した方が確実に点を取れると考えたためです。(今後配点が変わる可能性もあるので一概には言えませんが・・・) 実際、本番では45問中20問が学習指導要領からの出題でした。
メセナの小学校Bの問題集を何周もやったので、スラスラ解くことができ、20問中18問正解することができました。
迷わず解けるくらい勉強しておくことで、時間の短縮にも繋がったように感じました。
二次試験の対策
〔面接〕
4月から津覇先生の面接対策講座を受けました。私は離島住みだったので、オンライン受講をしました。
今年度から講座の内容が実践に重点を置いたものになったので、口下手な私にとっては、とても良い対策になりました。
配布資料も豊富であったため、参考にしながら自分の答え方を見つけることができました。
それ以外では一次試験同様、毎週末は図書館に行き、予想される質問とそれに対する答えをノートにたくさん書きました。
何度も書き直したり、参考になりそうな書籍を図書館で探して読んだりしました。
また、普段から意図やねらいをもって子どもと接したり、保護者・同僚との良好な人間関係の構築に努めたりすることが大切だと思います。
日頃の自分の考えや行動が面接の答えにつながっていくので、前述したことを意識して過ごすことが二次突破への近道だと考えます。
〔模擬授業〕
勤め先の先生方に相談してアイデアをいただいたり、参考になる書籍を読んだりしながら授業を組み立てました。
経験の浅い私は授業作りに時間がかかり、出来上がったのは本番の2週間ほど前でした。
また、対策するにあたって、どの5分間を見せるかという点ですごく悩みました。台本は「出来上がり!」と思った後も、5回ほど書き直したと思います。
模擬授業について、現場の先生方からは「実践的な授業」として助言や指導をいただきました。
一方、メセナは「見せる授業」という視点からの気付きや改善点を教えていただきました。
両者の視点から対策を行え、教師として、また受験者として学ぶことができました。
受験生へのアドバイス
先のことを考えると落ち着かないと思うので、勉強する時は無心になることをおすすめします。
テキストを解く・解説を読む等、目の前のことを淡々とこなすようにした方が集中しやすく、精神的な負担も少ないと思います。
最後に、メセナの先生方は優しい方ばかりなので、褒められて伸びるタイプの方におすすめの塾だと思います。
私も自信を持てずにいたのですが、先生方の前向きで温かい言葉のおかげで最後まで頑張ることができました。
みなさんも一人で頑張ろうとせず、周りの人をたくさん頼りながら対策に取り組んでください。応援しています。