一次試験の対策
私は、今まで臨任として勤めてきましたが、今年度からは勉強時間を確保するために支援員として働いていました。
4月からは平日4時間、土日は6〜7時間程度勉強していました。(ちなみに去年度の1年間は週に2〜3日×3〜4時間程度しか勉強していませんでした)勉強するときは毎回、教職教養も専門もどちらも勉強するようにしていました!(教職教養4割、専門6割)
教職教養は【学習指導要領・教育法規・特支・生徒指導・教育原理心理関連】に絞って勉強しました。
勉強法はメセナのテキストの穴埋め問題をひたすら解いて覚えるというシンプルな方法です。(※教育原理心理関連は、月例テストで出た問題を一問一答アプリに落とし込んでスキマ時間にやっていました。)
教職教養の勉強方法が全然わからなかったのですが、メセナを受講して自分に合う勉強法や重点的に勉強する分野が分かったので受講してよかったと思っています。
一般教養はほとんど勉強しませんでした。
専門(養護)は、市販の問題集(オススメは『全国まるごと過去問題集:協同教育研究会』です)を4冊×2〜3周ずつ程度勉強しました。
そこで、わからなかった問題は一問一答アプリに落とし込んで、覚えるまで何回もアプリをしていました。(例 :肝臓から分泌されるホルモンは?飲料水の検査項目は?等)
メセナの講座では全国各地の過去問を解いて→解説という流れで、毎回順位等も出るので、事前に予習(今週出る予定の地域の過去問をチェックする等)はせず、毎回ぶっつけ本番で問題を解いて自分の実力を確認する時間にしていました。
全国の過去問を解いていくと、出題傾向が掴めるのでおススメです。
また、学校保健安全法関連や保健体育の学習指導要領(小中高)、健康診断マニュアル関連は、丸暗記するために自分で穴埋めプリント(法律や要領、マニュアルの文章をコピペ→覚えたい部分を黒塗りする)を作ってやっていました。
二次試験の対策
一次試験である程度点数が取れていたこと、二次試験が初めてで何もわからなかったことから、二次対策は前期から始めました。
前期では面接の練習や、指導案の作り方を学びました。
後期は模擬授業の課題も配布されてのスタートだったので模擬授業の対策から取り掛かりました。
学習指導要領や関連資料を読み込み、自分なりの指導案を何案もつくりました。つくった授業は、仲間とお互いに見せ合い指摘をし合って改善、それをさらにメセナの先生方に見ていただくという流れでやっていました。
授業作りをする中で、まわりの先生方や先輩方にいろいろな意見をいただくと思いますが、自分の軸はぶれないようにすることを大事だと思いました。(私は、人の意見に左右されやすいタイプだったので、授業を見せる度に異なる意見を言われ混乱してしまった時期もありました。)
自分が授業で大切にしたいと思った内容は変えずに、参考にできる意見を選んで反映していくことで、自分の納得できる=質疑で問われても答えることのできる授業になると考え、そこからは堂々と授業ができるようになりました。
面接はとにかく数をこなすことが必要だと思いました。メセナの先生方、学校の先生方、仲間同士と、たくさん練習を積む事で、自分の考えがまとまったり、想定外の質問にも咄嗟に答える練習になると思います。
面接練習は毎回録音をして、答えに詰まった質問はノートに書き出し、次は答えられるように自分の考えをまとめるようにしていました。
養護は場面指導後の質問も多いので、あらゆる場面を想定して、どう対応するかの練習をしっかりしていた方がいいと思います。
受験生へのアドバイス
一次試験は自分に合う勉強法でコツコツ勉強し続けたこと、二次試験では、自分を信じて取り組んだことと、仲間と一緒に頑張れたことが合格につながったのかなと思います。
すごく苦しい時間も多いかと思いますが、後悔のないよう頑張ってください。