一次試験の対策
1次試験は3年次の9月ごろから少しずつ勉強し始めて、本腰を入れ始めたのは2月ごろです。
3年次の9月ごろは全科の理科と算数を主にやっており、教職教養と指導要領は12月ごろから少しずつやり始めました。
3年の3月まで学校と課題、バイトをしながら、教採の勉強する中で、自分に力がついてきているのか不安になり、4年生の4月からメセナ塾に通うことしました。
教養と指導要領は塾でもらったテキストのみで勉強し、全科は東京アカデミーと時事通信社の青色の参考書、過去問の3つを何度も解きました。
一般教養は範囲が広いため、毎日寝る前の10分だけ勉強すると決めてそれ以上は勉強しませんでした。
塾でもらったテキストや自分が使っている参考書を何度も解くことで、模試でも7割、8割とることができたので、塾で提供されているテキストを何度も解くことが点数アップにつながると思います。
また、1週間で教採の勉強範囲を一周できるように曜日ごとで勉強する教科を決めて、それを本番前まで繰り返し行っていました。
小学校の場合は6割がボーダーラインと言われており、点数が安定して7割以上とれるようになったので、1次試験の勉強をしながら、2次対策講座にも参加しました。
2次試験は模擬授業を考えたり、調査書の作成など意外と時間がないため、1次試験の勉強をしながら、週に1度は2次試験の質問内容を考える時間を確保することで合格発表が出てからの2次試験の対策がしやすかったです。
二次試験の対策
二次対策は大学の講座とメセナの2つで対策を行いました。 過去の面接の質問事項に対して、自分なりの回答をジャンルごと(学力系、調査書系、不登校系、自分に関することなど)に分けて、ノートにまとめました。自分なりの考えをノートにまとめることでどのように応えたらいいのかが分かり対策しやすかったです。 また、模擬授業では、時間との勝負であるため、指示を的確にし、無駄な言葉を言わないようにするため、模擬授業の練習をした際に、動画を取って、自分がしゃべった言葉を文字起こししました。そうすることで、焦って違う言葉を言ってしまっていたり、自分の話し方の癖などを見つけることができました。文字起こしをして、それを台本のようにして頭に落とし込むことで、本番でも自分がいきたいところまで行くことができました。
受験生へのアドバイス
まずは、全科をやって算数や理科などの問題になれ、慣れてきたら教職教養や指導要領を覚えるという順番でもいいかなと思います。
自分自身、3年次から指導要領や教職教養を少しずつ勉強していましたが、量も多くてなかなか覚えることができなかったです。
本腰を入れ始めて、4年次の4月からメセナに通い始めてやっと教養と指導要領を覚えることができたので、1次試験の勉強を始める時は全科からやり始めて知識を詰め込む教養や指導要領は3月~6月で詰め込むという形でもいいのかと思います。
2次試験の模擬授業を考える中で、アドバイスをもらったり、自分の中で腑に落ちるまでたくさん悩むと思いますが、自分のやりたいことを軸にしてアドバイスを肉付けしていく形で授業を考え直すと自分がやりたい授業を早い段階で固めることができたので、自分がやりたい授業がぶれないようにすることが大切なのではないかと思います。
メセナの先生はとても優しくて親切な先生ばかりなので、1次対策、2次対策講座をちゃんと受けていたら合格できると思います。
そう断言していいほど、いい塾だと思います。頑張ってください。