私は母が看護師として働いていることもあり、小さい頃から看護師への憧れを持っていました。
メセナ予備校に入校したきっかけは、私は野球部のマネージャーをしていたので勉強の時間が他の人よりも足りないことに焦りを感じ、引退後から本格的に勉強をスタートできる環境を探してメセナ予備校にたどり着きました。
私は浦添看護学校一択だったので、国語と英語の授業に参加しました。授業や過去問でやったプリントなどはファイルにまとめて隙間時間に見返すことができるようにしたり、「エバーグリーン」の蛍光ペンで引いたところのページには付箋紙を貼っていつでも振り返りができるようにしました。一般入試に向けての勉強期間は遊びたくても我慢をすることが多かったのでストレスがたまることがありましたが、自分の夢を叶えるための準備期間と考えたら妥協をすることはできないなと思うようにしたり、それでも苦痛に感じたときには友達に相談したり、自分の好きなことをやる時間を作ったりして受験勉強を乗り越えることができました。
そして迎えた試験当日は会場に行くまでの緊張感が大きく、試験会場に着いたら想像していた以上の人数で余計に緊張感が高まりました。ですが、今まで自分が頑張ってきた時間を無駄にはしたくなかったので深呼吸をしてどうにか心を落ち着かせて一次試験に臨みました。
昼食休憩時間が終わり、一次試験の合格発表がありました。私はどうにか一次試験を通過することができ、面接まで進むことができました。私は面接練習の回数が他の人より少なかったので緊張と不安でいっぱいでしたが、何を聞かれても自分の思いや考えを正直に伝えようと思い面接に臨みました。幸いなことに面接というよりは雑談のような感じだったのでリラックスして楽しく終わることができました。
そして三日後に合格発表を迎えました。手応えを感じた試験だったので少し期待していたのですが、自分の受験番号を見つけることはできませんでした。人生で初めて大きな挫折を味わって一日で立ち直ることはできませんでした。それでも看護師になりたいという夢は消えなかったので後期に向けて頑張ろうと思った矢先に浦添看護学校から連絡があり、合格者から辞退者が出て私がくり上げ合格になったという内容でした。まさかの出来事に喜びよりも驚きの気持ちの方が大きかったのですが、第一志望校に合格できるという気持ちは言葉では表せないほど嬉しかったです。
看護学校受験の結果がどんな結果になったとしても、自分自身が努力した分は必ず自分に返ってきます。そして私のように部活動引退後に受験勉強をスタートすることに遅すぎることはありません。メセナ予備校の先生や同じ夢に向かって頑張る仲間と共に合格をつかめるように今を一生懸命頑張って下さい!!