一次試験の対策
私は、一次一部免除だったので、専門のみの勉強でした。
・毎日集中できる分だけやる。15分でも毎日やることを大切にしました。
・全力で教材研究。臨任の場合は、保健も実技も教材研究をしっかり行うことで専門の知識がより定着します。当たり前のことですが、大切にして行いました。
・学習指導要領が配点が大きいので、まずは学習指導要領を徹底して行い、その後にルール等を詰めてやりました。メセナの資料は勉強しやすく、何度も繰り返しやることで確実に点数は上がります。
・リフレッシュは大切です。肩こりや足のむくみ、ストレスは集中力を損ないます。適度な運動やリフレッシュは勉強の効率をあげます。
二次試験の対策と実施内容
二次試験はコロナの影響で模擬と面接合わせた1人35分。集合時間もバラバラで、同じ教科校種の人と合うことはありませんでした。
・模擬授業は「まとめと振り返り」でした。最近の体育はずっと導入だったので、あまり情報がありませんでしたが、事前に課題が分かったので、細案レベルで指導案とシナリオを作成し、どのような質問にも対応できるようにしました。
模擬授業は学校の先生、メセナの先生、他校種の先生、とにかくたくさんの人に見せてたくさんのアドバイスをもらい、自分の授業へと落とし込んでいきました。試験1週間前には毎朝職場の空いてる教室で自主練をし、ムービー何度もとって自分で確認もしました。本番はやりたいこと全てでき、理想のタイミングで終われたので、とても楽しかったです。
・面接では、面接官は3名。質問と場面指導は基本的に例年通りでしたが、準備していたコロナに関すること、施策、離島へき地勤務については聞かれませんでした。
面接調書の内容から始まり、ストレス耐性、生徒への対応がメインの質問でした。
最後に言い残すことは?と聞かれるつもりでいたところ、自己PRで終わったことに少しテンパってしまい、1番言いたかったことが言えずに悔しい思いをしました。
マスクは不織布と指定がありましたが、その中でも立体型のものを購入し、少しでも顔が見える範囲が大きくズレないものを探し、自分に合ったマスクで挑みました。
二次試験でとにかく意識したことは、堂々とし、緊張感を持つ中にも、教師としての自然体な自分を売り出して行こうと全力で楽しみに向かいました。
受験生へのアドバイス
採用試験に挑む状況は皆それぞれだと思います。私も非常勤、支援員、他教科の補充や定臨と色々経験させて頂きながら受験に挑んできました。励ましの言葉を頂くこともありましたが、悔しい思いたくさんしました。でもその全てが今年の合格に繋がったと思っています。
関わってきた全ての生徒や先生方、メセナの先生方のおかげです。1人で頑張るよりも、たくさんの人と関わりたくさんの力を借りることが私は最大の合格の秘訣だと思っています。合格とその後の活躍が、関わってきた人達への恩返しになると思い、自分を鼓舞してきました。挫けそうになる時もありますが、そこを乗り越えてこその教師だと思います。
受験生の皆さん、来年の合格に向けて頑張って下さい!全力で応援しています。