私は、5回目の受験で合格しました。
過去4回の受験は、臨任の仕事をしながら勉強していましたが、なかなか合格ラインに届かず・・・。そこで思い切って仕事をやめて、今回はチャレンジしました。
4月から一次試験の対策を始めました。
スタートした頃は毎朝5時半に起床し、2教科の指導要領の暗記をしました。
その後、苦手な数学の問題集に3~4時間取組み、社会・理科の問題を解いた後、教養の問題集を解くといった1日の流れを計画し、毎日絶対に取り組むよう心掛けていました。
この流れに慣れてくると、自分の弱いところやもっと取り組まないといけないところを見付けることができ、その都度計画を修正しながら続けていきました。
二次対策は、今年は例年と違って、試験内容が大幅に変更され、初めは不安でいっぱいでした。
しかし、伊禮先生を始め、メセナの先生方や、アドバイスをくださる先輩方を信じて頑張ろう!と思い、日々取り組んでいました。
具体的な取組みとして、毎日必ず2回、面接と模擬授業の練習をしました。その様子をビデオで撮影し、必ず見直して改善点を探していました。
私は8月末から、ありがたいことに臨任の話をいただいたので、二次試験までの後半2週間は働きながら対策をしました。その職場の先輩方や前任校の校長先生など、メセナの先生以外の先生方にも模擬授業を見てもらえたことにより、より多くのアドバイスを頂き、また自信にもつながりました。
なので、本番も、あせることなく、いつも通り自分のペースで模擬授業や面接を行うことができました。
「この採用試験に受かる人は、とっても頭が良い、特別な人しか受からない。」と私は今まで思っていました。
しかし、今回、私が4月から取り組んできて思ったことは、「いかに根気強く取り組めるかどうか」だと実感しました。勉強が嫌になって、正直泣いた日もありました。もうやめようかと思った日もありました。
しかし、ここを乗り越えることにより、自分自身が今後子どもたちと学びに向かう時、自分の心の支えになることを信じて頑張りました。
受験生のみなさんも、ぜひ最後まで悔いなく取り組んで頑張ってください。